オバマが最高機密会議で篭るテント

オバマが最高機密会議で篭るテント 1

テントと言えばカダフィ大佐*ですが、オバマも持ってるんですね。

これはオバマ大統領がブラジル訪問中、リビア情勢を話し合うため臨時に立ち上げた仮設テントの中。ファグリー(ファ○○○○・アグリー)な花柄カーペットでお分かりのように、なんとこれ、ホテルの一室に立てられたものなんです! 

なんで!?

実はこのテント。大統領が政府首脳陣とトップシークレットの情報を話し合うとき「Sensitive Compartmented Information Facility(SCIF、機密情報隔離施設)」を確保するため使うテントなのですよ。盗聴からコンピュータ侵入まで、情報漏れを完全にシャットアウトする仕様になっており、BBCによると「漏れを内側に閉じ込め、盗聴機器を退けるよう考案された秘密の素材」でできているのだとか。パッと見は運動会で使う青シートだけど中身が違うんです。

SCIFの外側にはぐるりと「電流の輪」が通っており、外部からの電波も寄せ付けず、テント内の電波も外に逃しません。セキュアな暗号化された電話線を通してなら、外とも通話は可能ですけどね(ホワイトハウスが公開した上の写真みたいに)。

 

 

これだけ慎重なら国民は安心ですよね! 付き人は大統領訪問先の建物は予め全部調べて、テントたてる場所を決めとくんだそうですよ。因みにSCIF設営場所として一番理想的なのは窓や人ごみから離れた場所です。

独自の空気供給を備えたSCIFをつくることもあるし、周囲に警備を置くことも。SCIFは常に改良を続けており、機密は99.9%確実に守れるとのことです。

*リビアのカダフィ大佐はクレムリン、パリの公館の庭など外遊先で軍事用テントを張るんで有名。NY訪問の際はセントラルパークに設営許可が降りず、不動産王トランプのNY郊外の敷地に建てたが、建築法違反であえなく撤去された。

[BBC via Kottke]

Casey Chan(原文/satomi)