秘密警察がシュレッダーにかけた書類の山(エジプト)

秘密警察がシュレッダーにかけた書類の山(エジプト) 1

パピルスつくった古代エジプト人は、これ見て何思う?

これはエジプトで今月はじめ見つかったシュレッダー処理後の書類の山です。反政府運動で幽閉されてる人たちを解放しようと市民2500人が、カイロにある秘密警察(エジプト内務省国家保安情報局:SSIS)本部に乗り込んだら、なんと部屋何杯分もの証拠隠滅の証拠が見つかった、というわけですね。

エジプト版バスティーユ襲撃として知られる5日の出来事です。

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ムバラクの秘密警察では、公衆電話ボックスの広さもない独房に政治犯が繋がれていました。襲撃中に市民が見つけたのは...

・拷問器具

・シュレッダーにかけられた書類の山

・ハードドライブを引きちぎった後のコンピュータ

・俳優から政治家までエジプト国内外の著名人の性行為を撮ったビデオテープの山

などなど。ビデオは秘密警察がホテルの部屋で撮影したものです。誰が映ってるかは不明ですが、もうじき分かるんじゃないでしょうか...。

 

FBI、CIAとのコネクション

アメリカ政府にとって心配なのは秘密警察が抱えていたFBI、CIAの文書です。ムバラクの秘密警察とFBI、CIAとの協力体制を示すものとされ、ウィキリークスが公表した米公電の内容(SSISをバージニア州クワンティコのFBIの施設に呼んで拷問の訓練したのはFBI)を裏付ける書類かもしれませんからね...。

我々の友人は拷問器具と、有名人のために製作したセックスフィルムを発見した。 [...] 地下牢は最初探すのも一苦労だったが、地下牢から叫び声が聞こえると言う人もいて、見つかった。電気錠がかかっているという意見もあったが、牢は開いていた。解放まで何年もそこに監禁されていた人もおり、中のひとりは14年間!も囚われの身だった。抑留者は目隠しをされ、小さな牢に閉じ込められていた。光ひとつ差し込まない牢に!

突撃隊はこの他にもエジプトにおけるムバラク最後の日々を捉えた監視記録など沢山の物件を入手しました。どの文書もまだ公にはされてはいませんが、扱いによってはアラブ諸国・海外までスキャンダルが飛び火し兼ねません(ウィキリークスからは「シュレッドにかけた書類を元通り修復する」と申し出るツイートもあったし)。

エジプトのイサウィ内相は15日、秘密警察解体を発表しました―。

[Egyptian Chronicles]

Jesus Diaz(原文/satomi)