3万歳の洞窟で素晴らしい壁画を描けたワケは?(動画)

フランスに2万6000年の間、誰も足を踏み入れた事の無かった洞窟があるんです。

壁には完ぺきな状態で保存された素晴らしい動物の絵がいっぱい描かれ、地下1312フィート付近にはCO2とラドンガスで満たされた幻覚症状をひきおこす部屋があります。

そこはショーヴェ洞窟(Chauvet-Pont-d'Arc Cave)と呼ばれ、本当にミステリアスで神秘的な場所。壁には数百もの動物画があるんですけど、壁画には典型的な旧石器時代の馬やバイソンの他に、本来ならそこに描かれているはずのないライオン、ヒョウ、サイ、ハイエナ、そして、いくつかは存在すらしないものも...。例えば蝶っぽい動物や、半分バイソンで半分女性といった幻想上の姿をした生き物が描かれています。これはきっと、描いている人達が、CO2とラドンガスでトリップしていたからなのでは? と考えられています。また、何人かの考古学者は、人々が最後の部屋にたどり着く頃に新たなステージへと超越するという儀式的なものがあったのでは? という考えもあるそうです。実際、そこに描かれている絵は洗練されているし、立体的な3Dレリーフも! その当時に描かれたとは信じがたいぐらいです。でも、放射性炭素による年代決定法によると、壁画たちは2万7000年~2万6000年前に描かれたグループと3万2000年~3万年前に描かれた2つのグループがあるそうです。

ちなみに、ショーヴェ洞窟は1994年にEliette Brunel-Deschamps、Christian HillaireそしてJean-Marie Chauvetという3人のフランス人洞窟学者によって発見されました。自分も壁画を生で観てみたい! と思うかもしれませんが、それはちょっと難しいようです。ただ、ドイツ人映画監督 Werner Herzog氏が3D映画を制作したので、あなたもショーヴェ洞窟の世界を疑似体験することができちゃいます。個人的には今年一番観たい! と思ってる3D映画です。話はちょっとそれるけど、こういうドキュメンタリーには3D映画ってピッタリだよね。そう思いません?

Jesus Diaz (原文/junjun )