リアルのデクスター? ギークなロングアイランド連続殺人鬼(動画あり)

リアルのデクスター? ギークなロングアイランド連続殺人鬼(動画あり) 1

捜査の裏をかく手口に警察内部の犯行を疑う声も出ているわけですが、いったい誰なんでしょうね? 

海に真っ直ぐ伸びるロングアイランドの砂浜から昨年12月、ネット告知板クレーグスリストで客を探して体を売る女性4人の遺体が見つかり、先週また新たに3体、月曜また少し離れた浜から関連性不詳の遺体が見つかり、全米を戦慄させています。

警察が「警官か元警官」の犯行を疑い始めたキッカケは、犠牲者の家族にかかってきた電話。NY警察の今の逆探知技術で探知できぬよう、通話時間はすべて3分未満、いずれも発信元は使い捨て携帯なんですね。

ある電話で犯人は「落ち着き払った無味無臭な」男の声で、双子の姉妹に下卑た言葉で犯行の様子を並べ立て、売春する女性に対する怒りを伝えたのだとか...。模倣犯や成りすまし犯が出ると困るので通話の全容は一般公開されていません。

「我々が技術をどう活用するか、知ってる男の仕業だ」と、(ニューヨーク・タイムズの取材に対し)ある刑事は語る。「率直に言ってしまうと、世の中の人たちも警官が犯人かもしれないと思っているよ」―現役で捜査を行う警官か、あるいは元警官かもしれないというのだ。

「間違いなく、奴は頭がきれる。間抜けな男ではない」、「物事をよく考える男だ」(同刑事)

 

それにしても、この手の事件の捜査を知り尽くしている殺人犯と誰もが認める中、捜査当局が今までに発表した捜査手法は刑事ドラマ『C.S.I.』や『デクスター~警察官は殺人鬼』見た人なら誰でも思いつくような内容で、これで大丈夫なのかなあ、ととっても不安です。

通話時間を3分未満にして逆探知を邪魔する...

使い捨て携帯で被害者の家族に電話する...

マディソンスクエア・ガーデンみたいな人混みから電話かけて監視を巻く...

そんなの夏のヒット映画とかショータイムのドラマ見てれば誰だって思い付きますよね(通用するもんなんですね)。

捜査当局だって全部洗いざらいしゃべるわけないので僕らの知らないところでもっと何か決め手となるものがあるのかもしれませんけどね。警察に足取り追わせないようなエキスパート級の技があるとか...だとしたら余計に怖い!

現状、ロングアイランド連続殺人犯の通話を追跡する捜査はもちろんのこと、大体の居場所を割り出す捜査も思うような成果はあがっていない模様です。容疑者も特定されていないし、事件に関係ありそうな参考人もまったくあがっていません。わかっているのは電話の内容で明らかなように、売春する女性にうんざりしてる、その生き方に怒ってる人間の犯行ということだけ。

不気味ですね...今は誰でもツールと情報が行き渡るので、こういうデクスターを思わせるような事件が起こっても不思議じゃないですけど...。

売春婦4人連続殺人事件は2006年アトランティック・シティでも起こって未解決のままになっています。警察で現在関連性を調べています。

[NYT]関連:ニューヨーク州ロングアイランドのビーチで8遺体発見 連続殺人の可能性: アメリカ情報局

Jack Loftus(原文/satomi)