なかなか「Windows Phone 7」が大ヒットしてこないのはグーグルのせい? マイクロソフトがYouTubeで恨み節...

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おかげで日本でも上陸が遅れている?

主に検索分野での独占禁止法違反に当たる反競争的な手法でのビジネス展開を理由に、グーグルを提訴する正式な申し立てを欧州委員会(EC)に対して行なったマイクロソフトですけど、その訴状から興味深い主張が判明し、波紋を呼んでるみたいですよ。まぁ、とりわけ欧州では逆に訴えられて苦しんできただけに、マイクロソフト自ら、こうして独禁法をベースに訴え出るということ自体が皮肉な展開だって認めてもいるんですけどね...

そもそもマイクロソフトとしては、このところ遅れを取っていたモバイル分野において、まずは十分なアプリ充実でWindows Phone 7を投入してスタートダッシュをかけるシナリオでもあったようなんですが、たとえば目玉アプリとなるはずの「YouTube」でアプリ完成度を落とさざるを得なかったのはグーグルのせいだと激しく非難していますよ。

グーグルは自社開発のAndroidでYouTubeへフルにアクセスして多彩な機能とインターフェースで楽しめるアプリを提供している。また、アップルに対しても、同等のアプリをiPhoneで利用できる環境をサポートしている。ところが、マイクロソフトのWindows Phone 7にだけは対応を変え、サポートを拒否してきた。

どうやらマイクロソフトとしては、AndroidにもiPhoneにも引けを取らない優れたYouTubeアプリをWindows Phone 7でリリースするつもりだったのに、それができなくなったことを非常に残念に思ってるみたいですね。競合他社のアップルにはグーグルが優しかったのは、Bingという検索エンジンを提供するマイクロソフトとは異なり、アップルは自社で検索サービスを展開していないからに違いないとまで痛烈に批判してますよ!

日本ではまだ見ぬWindows Phone 7なだけに、そのYouTubeアプリの使いにくさというのも実感できませんが、これでグーグルの対応が変わって、格段に進化した新アプリを載せて早く国内でも発売してほしいんですけどね〜

Microsoft via Business Insider

Adrian Covert(米版/湯木進悟)