期待の新機種ボーイング747-8の離陸中止テスト、詳細!

期待の新機種ボーイング747-8の離陸中止テスト、詳細! 1

ジャンボジェットといえば、ボーイング747。村上春樹の「ノルウェイの森」の最初のシーンもボーイング747から始まりますよね。

1969年に初飛行を行ったボーイング747ですが、その後も多くの改良を経て、現在でもボーイング社の主要飛行機です。

そんなボーイング747シリーズの最新モデルは、747-8(InternationalとFreighter)。現在、多くのテストを受けているところです。先日は、離陸停止テストが実施されたそうですよ。その様子をお伝えします。

1. 747-8 Freighterをカルフォルニアの滑走路に設置。

2. できるだけ積み込みます。つまり、燃料満タン。貨物も最大に積み、離陸できる重量の最大値である975000ポンド(約442t)になるように積み込んだということです。ちなみに747-8の最大積載量は308000ポンド(約140t)です。

3. ブレーキを新品のものから使い古されたブレーキに交換します。

4.Kirk Vining機長が飛行機を滑走路の始点まで運転し、4つの主要エンジンGEnx-2B67をフルスロットルにします。それぞれのエンジンが66500pound force (約3万kg重)の力を発揮できるので、合わせて1184kNとなります。

5. 数秒後、機体は200mile/時(約320km/時)に達します。これは離陸決心速度をぎりぎり下回るスピードです。(離陸決心速度に達すると滑走路をオーバーランする可能性があるため、離陸中止をすることはできません。)ここで、機長がブレーキをかけます。逆噴射の使用は禁止されています。

結果:747-8は離陸する前に停止しました。ここで5分間火がでなければテストクリアです。ブレーキディスクの温度は1400℃にも達しましたが、煙が出ているだけで火事の兆候はありません。(このテストではたとえ火が出たとしても消防隊は5分間は消火活動ができません。)タイヤとブレーキはダメになりましたが、それ以外の機体には全く問題なかったそうです。

各種のテストの中でも過酷なものと言われている離陸中止テストにもクリアした747-8。旅客機として乗る事ができる日が着々と近づいてきていますね! Boeingのサイトに動画がありますので興味のある方は見てみてください!

[Boeing]

Jesus Diaz(原文/mío)

ご指摘ありがとうございました。記事修正しました。

再度修正致しました、申し訳ございませんでした。