中国では高射砲とロケット砲の気象兵器で雨を降らせています(動画あり)

中国では高射砲とロケット砲の気象兵器で雨を降らせています(動画あり) 1

「西側め、イランの雨を盗みよって」

と、数年来干ばつに見舞われているイランのマフムード・アフマディネジャド大統領がこないだ怒ってましたけど、西より東、世界最大の気象操作大国の中国にも目を向けないと!

みなさまご案内の通り、中国には北京とその周辺地域の天気を操作する「人工影響天気弁公室(Weather Modification Office)」という、まるでジェームス・ボンドの小説から抜け出たみたいな部局があるんです。

雨は「クラウドシーディング(cloud seeding、雲の種まき)」なる手法で降らせます。熟練ワーカーが煙草大のヨウ化銀の弾を天にビュンビュン飛ばし、弾の周りの水滴が重みに耐えられなくなって雨となって地に降るというわけ。

地元TV局が現場を取材した映像もありましたので、貼っておきましょう。

いや~すごいですね~。この努力の甲斐あって1995年と2003年の間に中国全土の降雨量は7.4兆立方フィート(2095億立方メートル)以上も増えたんだそうですよ。まさに化学薬品の雨の恵み。

 

 

中国では高射砲とロケット砲の気象兵器で雨を降らせています(動画あり) 2

この天気の神々が棲む部局。作業員はなんと3万7000人を超え、37mmの高射砲、ロケットランチャー(発射装置)、航空機の操縦など天気を操るのに必要なあらゆる技能を叩き込まれてるんですってよ?

まあ、ボンドはだしのプロにもミスはありますけどね...。

クラウドシーディングで使う炸裂弾とロケット砲が軌道を外れ、民家損壊やけが人が出ることも、たまにある。昨年(2006年)5月には人工降雨の打ち上げ中に弾が軌道を外れ、重慶市内の通行人に当たって亡くなり、初の死亡者となった。

アフマディネジャド大統領も実は通行人のけがの方を心配して言ってくれてたとか? それはないか...。

[USA Today, Asia Times Online, and Planet Ark; Top image credit: Shutterstock, bottom image credit: Calum MacLeod/USA TODAY]

Max Behrman (原文/satomi)