どこまで分かるの? 連続殺人犯の頭の中

どこまで分かるの? 連続殺人犯の頭の中 1

警察は分かってます。

ロングアイランドの売春婦連続殺人犯が、とっても賢いことを。でも、その連続殺人犯が賢いっていうこと以外、何が分かってるんでしょう? 

連続殺人犯の専門家は、証拠の断片と過去の似たような殺人犯のケースをつなぎ合わせ、心理学的なプロフィールを組み立てています。それを基に、New York Timesがこの謎の殺人犯の人物像についてレポートしました。

この連続殺人犯は、恐らく20代半ばから40代半ばの白人男性です。彼は結婚しているか、またはガールフレンドがいます。そして良い教育を受けていて、言葉づかいも洗練されています。仕事を持ち経済的に安定していて、高級車または、トラックを所有しています。彼は、ツタウルシ感染で病院で治療を求めた可能性があります。仕事柄か利益のために、黄麻布の大袋を手に入れる手段を持っている。

ただ、Timesも指摘していますが、殺人者の縄張りであるロングアイランドには300万人も人がいて、このプロファイリングに当てはまりそうな人は大勢います。なので、その中から彼を選びぬくのは簡単な事では無いんです...。更に、彼には殺人に走る特別な理由があるというよりは、精神的な刺激を求め、サディスティックにスリルを求めて人を殺害しているので、怨恨、お金といった理由から犯人をたどることも難しい状況です。ただ、専門家は犯人の遺体処理の仕方に注目しています。それは、黄麻布という一般的ではない素材を使用している事。他の材質で作られた袋をつかっているよりも、犯人を特定する手がかりにつながると考えています。 

この種類のプロファイルは明白な証拠ではないけれど、範囲を絞り込んでいく助けにはなるはずです。心理学者たちが殺人犯を犯行にいたらせる動機を、より上手く感じとることができるようになるにつれて、警察は彼らが再び人を殺害することを止めることができるようになるわけです。

プロファイリングで連続殺人犯を追いつめていくドラマがいろいろありますが、現実の世界では当たり前かもだけど、まだまだドラマのようにはいかないのが現状です。それでも、守れる命を守っていくためにには、いろんな手段で連続殺人犯と闘い続けなければですよね。 

[NYT]

- Sam Biddle(原文/junjun )