お帰りなさい、iPhoneへ! アップルを見限りAndroidケータイユーザーになってたギズ編集者、iOS 5に感動して再びiPhoneユーザーに...

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やっと夢のiPhoneがかないそうです...

まだ「iPhone 4S」あるいは「iPhone 5」なるハードウェアの新発表こそありませんが、新機能満載でiPhone、iPod touch、iPad向けに今秋にリリースされる「iOS 5」に胸をときめかせたギズ読者の皆さまも多いのではないでしょうか? 早く暑い夏を飛び越えて涼しい秋が来ないかなぁだなんて待ち遠しい気持ちにさえなったり~

ところで、米GIZMODO編集チームの間では、このiOS 5に絶賛評価が相次いでいるみたいですよ。実はようやくAndroidケータイをうらやましく思わなくて済むぜって声まで飛び出しちゃいました。ちょっと今回は最初こそiPhoneユーザーだったのに途中で他のスマートフォンプラットフォームに流れてしまっていた元iPhone大好きユーザーの視点から、再びiPhoneラブラブ生活への復帰を宣言するに至った経緯を紐解きつつ、新iOS 5の持つ魅力へと迫っていくことにいたしましょう!

 

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当初の米GIZMODO編集チームのiPhoneへの熱狂ぶりは、もう半端じゃないものがあったそうですね。初めてiPhoneが米国内で発売された時、その新境地のユーザーインターフェース(UI)に魅了されちゃって大ファンとなり、これぞ革新的なアップルの出すスマートフォンだよなって感動しては、発売時には前夜から行列に並んででも購入してiPhoneユーザーとなった人が多数いましたね。

ほらね、どうせギズはアップルが大好きなんだからって声まで聞こえてきそうですけど、ただ実はこのところは米GIZMODO編集チームの中で「iPhone離れ」なる現象が起こっていたのも事実なんですよね...

正直に言いまして、初めてiPhoneを手に取った頃は、こんなケータイが世に存在するなんて信じられないっていう感想でした。まるでアマゾンの密林の中から1度も出たことのなかった人が、いきなりジャングルを飛び出しては都会でパティシエのスイーツを口にして感動を味わい知ってしまったような感覚でしょうか。こんな素晴らしいものがこの世にあったとは! 思わずそう叫んじゃったんですけど、でも、それはもう今は昔の話。悲しきかな、アップルに抱いた最初の感動は薄れて、実はサムスンとかHTCのAndroidケータイを使ってる人が増えてきましたよ。

あらあら、いつの間にか、米GIZMODO編集チームの間では、このところAndroidのほうがホットな話題になったりもしていたようですね。

これまでアップルが革新的な発表を続けてきたことは認めますよ。でも、だからって、世界には他にも革新的な発表製品を投入するメーカーがあることに変わりはありません。もちろん、現在でもiOSが優れたモバイルプラットフォームであるという認識はありますけど、冷静に考えるならば、iOSにはない良いものをAndroidだってBlackBerryのプラットフォームだって数多く提供してきたことが分かるはずですよ。

なかなかシビアな意見が飛び出していました。例えば、いつでもスクリーンの中央にデカデカとポップアップ通知されてしまう新着メッセージなどのお知らせスタイルには、明らかにAndroidケータイのほうが使いやすいよねって感想が優勢でしたね。写真だって、本体のハードウェアボタンを押してカメラのシャッターを切りたいって声が少なからず出ていましたし、BlackBerryユーザーのようなメッセンジャーを用意してほしいってリクエストもありました。そもそも購入してから母艦となるパソコンに接続しないと通常は何も使えないなんてどうよって言われてきましたし、各種マルチメディアコンテンツのワイヤレス同期だって待ち望まれてきましたからね~

iPhoneを使いながら、他のプラットフォームのスマートフォンユーザーを眺めているうちに、アップルにはこれを採用してほしいってリクエストばかりが並んじゃうようになりました。革新的な技術を独自で開発していくのも大切かもしれないけど、でも、他社の優れた革新性を真似ることだって必要なんじゃないかなぁ。いつまでも他とは違うってことだけを強調するんじゃなくって...

そんな不満が口を突いて出てくる間に、いつの間にかAndroidケータイユーザーになってましたってケースが、実際に米GIZMODO編集チームでは目立ってたそうですよ。

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ところが、ご存知のように今回のWWDC 2011で発表が行なわれたiOS 5では、先ほどの他のスマートフォンプラットフォームだと普通にあったりもするんだけどなぁって機能を、すべてiPhoneでも利用できるように強力な改良がなされてきました。だから、その後は再びiPhoneへの評価が米GIZMODO編集チーム内でググンとアップしてるそうですよ。秋以降はまたiPhoneユーザーに戻れそうだって声まで強まっているみたいですね。

iPhoneで不満に思ってたほぼあらゆる問題が、このiOS 5で解決されそうな予感ですね。はっきり言って、iOS 5で明らかにされた新機能で、本当の意味の革新的な発表はなかったと思います。どれもすでに他のスマートフォンでは実装されているケースがほとんどでしょうか。でも、そのすべてをまんべんなくカバーしてきたって意味で、iOS 5は革新的なリリースだって評価してますよ。

iOS 5で弱点とされてきた数々の分野を克服し、しかもアップルらしいデザインやスタイルで新機能が提供されている点に着目しながら、またこのところ米GIZMODO編集チームの間ではiPhone株が急上昇中なんだとか。これは再びiPhoneが最高のスマートフォンになる日が近づいてきたなってベタ褒め状態の人も~

最後にボクの親父の話を紹介させてください。これはiPadをめぐるエピソードなんですけど、先月、ボクの初代iPadに初めて触れてすっかり気に入っちゃったバリバリのWindowsユーザーの親父が、勢いに乗って俺もiPad 2を買っちゃったぞって電話してきたんですよ。でも、その喜びの電話も数時間もしないうちにストレスと不満と文句タラタラの電話に変わっちゃいました。だって、買ってきて箱から出したのはいいんだけど、すぐには使える状態じゃないですし、まずは持ってる古いWindowsパソコンのアップデートに多大の時間を取られ、それから接続に大苦戦して、結局は夜が明けてもまだiPad 2を使えるようになってませんでしたからね。

お年寄りにだって簡単に使えるiPadなんて言われていたわりには、そもそもの購入後の初期設定から敷居が高すぎでしたよ。でも、とうとう母艦のパソコンも不要で完全に単体でワイヤレス環境にて使い倒せるiOS 5へのアップデートが実現すれば、こういう弱点もすべてパーフェクトに克服できるんでしょうね!

いやはや、確かに言われてみればそうでしょうかね。iOSのバージョンが5代目のiOS 5へとアップデートされる時点で、ようやく人々に本当に望まれていた利用環境が実現することになるのかもしれません。これは今秋からは、さらなるアップルの大躍進だって望めるのかも...

Mat Honan(米版/湯木進悟)