iTunesのクラウドサービスに暗雲? 「アップルの戦略には絶対に賛同しない」とインディーズレーベルが断固として参加拒否

iTunesのクラウドサービスに暗雲? 「アップルの戦略には絶対に賛同しない」とインディーズレーベルが断固として参加拒否 1

参加拒否の輪が広がる可能性も...

iTunesの便利な新クラウドサービスとして、いちいちライブラリーのオリジナルファイルを扱わなくてもワイヤレスで複数のパソコンやポータブルプレイヤーなどと同期してくれる期待の「iTunes Match」なのですが、早くも業界関係者の間では欠陥を指摘する声も強まってきてますよ。

例えば、その先陣を切ったのはシカゴに拠点を置くインディーズレーベルのNUMERO GROUPで、ミュージシャン、アーティスト、プロデューサー、ソングライターのすべての権利を侵害するアップルのiTunes Matchの戦略には賛同できないし、今後絶対に参加することはないとの固い決意表明をしています!

iTunes Matchは海賊行為を助長する危険なサービスでもある。たとえユーザーのiTunesライブラリーの中の音楽ファイルが不正にダウンロードされたものであったとしても、25ドルの年間利用料さえ支払っていれば、ハイクオリティーなAACファイルに不正入手ファイルを置き換えて、次々とApple IDで紐付けられたデバイスへと配信可能となる。

NUMERO GROUPの代表は、そんなふうに危機意識を明らかにしたほか、そもそも年間利用料金の設定も、まったくロイヤリティーを補うものとはならず、アップルと一部のメジャーレコード会社に利する不公平なサービスでしかないと大批判を展開中です。日本ではそもそものサービス提供すら不確定要素が多いですけど、便利に見えるiTunesのクラウドサービスには反対意見も根強いのかもしれませんね~

NUMERO GROUP via Ars Technica

Adrian Covert(米版/湯木進悟)