Retinaタブレ今すぐ欲しい!サムスンのタブレットディスプレイ「PenTile」を見てきた

110607pentile_top.jpg

夢のRetinaディスプレイ搭載タブレットをアップルよりも先に出してきそうなサムスン期待の2560×1600ピクセル・10.1インチの「PenTile」タブレットディスプレイを見てきました!

アップルのRetinaに迫る300dpi。ものすごく綺麗です。

僕が見せてもらったのは、PenTileをクリエートしたNouvoyanceとサムスンが共同開発したエンジニアリング・プロトタイプ(ENP、量産試作機)だけど、この技術のポテンシャルは一目瞭然でしたよ。

輝度は600 nitsで、今あるタブレットの液晶の2倍近い明るさ。サブピクセル(各ピクセル内にあるもっと小さなRGB要素)数は3分の2もあれば済む新技術のお陰で、今のLCD液晶より電力消費量も最大40%節約になります。しかも薄型。厚さは半インチはおろか、4分の1インチもないです。すげ~。

スペックの細かいこと分かんなくても、PenTileディスプレイのすごさはもう目で見て分かりますよ。画面からビジュアルが飛び出してくる感じ。黒は漆黒、カラーはリッチ、しかも明るく、細部の細部までクッキリ鮮明です。でも一番感心したのは、画面を見ても継ぎ目らしいものが一切ないことですね。ピクセルが意識されるところもなし、ファジーなところもなし。ルーペかざして画面を見てみたんですが、かなり目を凝らさないとピクセルの境い目は見えません。

 110607pentile_1110607pentile_2110607pentile_3110607pentile_4

なぜこれがタブレットに欲しいのか? 

映画・ゲームに良いのは言うまでもないですが、タブレットとなると、やはり一番違いが出るのは読み物(リーディング)ですよね。僕自身スマートフォンやPCより、本はタブレットで読む方が絶対量多いですからね。

例えば雑誌もグラフィックをふんだんに使ったところは綺麗な画面で見たいですよね。本も一度に何時間も目で文字をなぞっていくので、目が疲れない画面の方が。NouvoyanceのエンジニアリングVPのJoel Pollack氏にお話を伺ってみたら、やっぱり300dpiのディスプレイは目にかかる負担が格段に小さいんだそうですよ。さらにLCDは直射日光の下で見ると照り返して見づらくなりますが、画面の輝度を600 nitsにキープすることでああいう影響も回避できる、と話してくれました。

気になる発売時期ですが、Pollack氏によると技術開発はもう完全に終わっており、今は製品化の初期段階なので、氏の予想では2012年の春か夏にはこの液晶搭載のタブレットが市場に出回るだろう、とのこと。来年と言わず今すぐ欲しいです!

Adrian Covert(原文/satomi)