MSのバルマーCEO「あっちは2000万売れたらしいです。うちらは3億5000万なんで、こっちのが全然多いんですけど」

MSのバルマーCEO「あっちは2000万売れたらしいです。うちらは3億5000万なんで、こっちのが全然多いんですけど」 1

マイクロソフトに関するバズの起こし方を(好意的なバズかどうかはともかく)バルマーCEOほど心得ている人は他にいないんじゃないでしょうか。彼がライバルをけなすような発言をすると、多かれ少なかれ話題になってしまいます。

今回バルマーはマイクロソフトのパートナー向けカンファレンスのキーノートで、Windowsを搭載したPCが昨年3億5000万台売れたことを表明しました。さらに、それに対して競合他社(other guys)の販売台数は2000万台だったとし、「うちらは3億5000万台なんで、こっちのが全然多いんですけど」と言い添えました。

「競合他社」とはこの場合ほぼアップルを指すと考えてよさそうです。ただ、TNWブログが調べたところ昨年のMacの販売台数は1525万台で、「2000万台」にはちょっと及びません。これはバルマーが四捨五入したのか、それともLinuxもここに混ぜ込んでいるのかは不明です。

バルマーが他社の売上について言及するのはこれが初めてというわけではなく、昨年はiPadが「私がこの程度でいいと思う以上に売れてしまっている。はっきり言って。」と発言しています。

Windowsは売れているものの、携帯電話プラットフォームのWindows Phone 7はまだまだ思うように立ち上がっていません。今回のキーノートで、バルマーはWindows MobileからWindows Phone 7への移行について「『very small』から『very small』に変わっただけですが、大変な一年ではありました」と表現しました。「very small」とはもちろん端末サイズのことではなく売上サイズのことですが、それでもバルマーによれば「数百万台」が売れたんだそうです。でもそれはAndroidデバイスが日々売れていく台数(Googleのアンディ・ルビン氏によれば1日50万台)に比べれば、まだまだ小さな数字です。

Windows Phone 7に関しては、みんな次のバージョンであるMangoを待っている、ということもあるかもしれません。Mangoの情報はリークされ続け、正式発表もされて話題は大きくなっています。ファーストインプレッションで非常に良い評価だったことから考えると、Mangoがリリースされたあかつきには、Windows Phoneの「very small」脱却もありえるでしょうか?

[The Next Web]

Kat Hannaford(原文/miho)