中国の川面に忽然と現れた幽霊都市(動画あり)

いやいや絶対これ本物でしょ!!?

土砂降りの夕暮れどき、水面に忽然と姿を現すビル、山、森―こんなにクッキリ見えるのにぜんぶ蜃気楼なんて。

通りがかりの人たちも狐につままれたような顔してますけど、僕もおんなじです。でもカメラは嘘つかないはずだし...はて?

英TV放送局ITNが中国東部新安江(Xin'an River)で撮った映像です。中国現地のメディアと地元の人たちの話によると、こういう現象が確認されたのは今回が初めてじゃないのだけど、ここまでデーンとハッキリクッキリ細かいところまで見えたのはこれが初めて、とのこと。

蜃気楼と言われないと霧の上に普通に丘、川、ビルが広がってるんだなーと思ってしまいますよね。カメラにもこうして映っているのに。というか、技術的にこういう映像って、本当に可能なんでしょうかね? 

 まあ、超常現象じゃないですからね...。蜃気楼は、光の屈折で遠くの物体が再現される自然の光学現象です。現実に光学的に起こる現象なので肉眼と同じくカメラでも撮れるんですね。

こんなに複雑じゃないにしてもみなさんも蜃気楼は、見たことありますよね? 下位蜃気楼も上位蜃気楼も砂漠とか高速道、水面によく出ますし。溶けるほど暑いアスファルトの上にゆ~らゆら...あれも身近な蜃気楼ですよねー。

でももっと複雑な蜃気楼もあるんですよ。

例えば「Fata Morgana」というのがそれ。

Morgana(モルガナ)は、水上に幻の都を映し出し、そこに漁師をおびき寄せて死に至らしめる強力な妖術を持つアーサー王伝説上の魔術師です。「Fata Morgana」で出る像はただの歪んだバージョンではなく、まるで本物と見分けがつかないほど精巧なんですね。

ルドヴィク・ケネディは著作『戦艦ビスマルクの最期(Pursuit: The Chase and Sinking of the "Bismarck")』の中で巡洋戦艦フッド(Hood)沈没に続き、1941年にデンマーク海峡で起こったとされる事件のことを書いている。

ドイツの戦艦ビスマルクは、イギリスの巡洋艦ノーフォークおよびサフォークに追われる最中、海霧にのまれて視界から消えた。するとものの数秒で再び姿を現したと思ったら、高速で英国艦に突進してきた。巡洋艦は直ちに攻撃に備えて二手にわかれたが、両艦の見張りの兵たちは、ドイツの戦艦がドロンと崩れ消えゆく様を、信じられない思いで眺めた。

これが起こる間のレーダー観測記録によれば、ビスマルクの進路は一切変わっていなかった。

きっとこの中国の映像も戦艦ビスマルクみたいな蜃気楼なのかな? 映像がどれぐらい速く変わったか書いてる記事は見当たりませんでしたけどね。

蜃気楼をもっと良く知りたい方は英語ではここここここ辺りがオススメです。日本の参考URLも是非教えてくださいね!

[Treehugger]

Jesus Diaz(原文/satomi)