特許戦争はアップル優勢。欧州でGalaxy S、S IIに販売停止仮命令

特許戦争はアップル優勢。欧州でGalaxy S、S IIに販売停止仮命令 1

息つく暇もなし...

デュッセルドルフの裁判所がGalaxy Tab 10.1販売停止仮命令を解除して1週間。ハーグの裁判所が今日、サムスン製スマートフォン「Galaxy S」、「Galaxy S II」、「Acer」の写真ギャラリーのスクロール手法がアップル特許に抵触すると判断し、販売停止の仮命令を下しました。

サムスンのメインの配送センターはオランダにあるのですが、同社が携帯3機種のロジスティクスを変更しない限り、大半の欧州諸国で10月13日より出荷停止となります。

サムスン側はすかさず、写真ブラウジングはソフトウェアの修正で簡単に解決できる問題だ、と発言していますよ。最初から修正していれば何の問題もなかったのに...。

 

 

発明者 vs 怠け者

iPhoneを初めて発表した時、スティーブ・ジョブズは死ぬほど特許の網をかけた、と豪語していましたよね。法廷で争えば「これはどうかな」というのも沢山ありますが、今回のみたいにアップルが一から発明した特許も沢山あります。「unlock」って画像をドラッグしてアンロックするのとかは些細なことに感じるかもですが(こちらは欧州ではアップルの主張は通らなかった)、これだって誰かが考えて作ったもの。初代iPhoneにはそんな小さな発明がたくさん詰まってるし、こうしたアイディア、手法もiPhoneがよく売れた理由のひとつですよね。

一方、Android陣営は他人のコードもお構いなしで、訴えられたらそのとき考えようっていう態度だったことが最近グーグル社内のメールでも露呈したり...。そりゃアップル製品にもオリジナルじゃないものは混じってます(対ノキアの特許訴訟では敗訴を待たずにライセンス料支払いで和解した)けど、イマジネーションもない、改善もないクローンには比べるべくもないと思うのです。

もっと新しくベターなものを

やろうと思えばiPhoneにも改善の余地はあるはず。違う方向に持ってってもいい。その良い見本がマイクロソフトのWindows Phone 7です。レッドモンドには人と違うものを作るイマジネーションと度胸があります。それを追求する中である意味アップルよりいいもの作ってますよね。

各社各様に独自性を追求する方がみんなにとってもいいんですよ。いろんなものがあって、見たこともない手法や進化がある―斬新なテクノロジーを愛する自分みたいな人間にとってはその方がエキサイティングだなぁ。この特許戦争でも怠慢な模倣には全部NG出してもらいたいですね。そしたら「同じ土俵に立つからには、なんか新しいことやらないとアップルには勝てない」という認識になると思うので。法務のみなさんにはとことんやれって言いたいところかな。

[Foss Patents and de Rechtspraak]

JESUS DIAZ(原文/satomi)