尿を飲料水にリサイクル...が現実になってきた

尿を飲料水にリサイクル...が現実になってきた 1

4、50日連続で華氏3桁超えの猛暑が続き、史上3番目の深刻な干ばつにあえぐテキサスで、排水(尿など)を水道水にリサイクルする究極手段に頼る自治体が登場しましたよ。

排水リサイクルが可能な新浄水施設に1300万ドル投入したのは、コロラドリバー水道区。住民約2万7000人に水を供給している区域で、新プラントは来年早々にも稼働し、ビッグスプリングと周辺3市(Stanton、Midland、Odessa)の住民に1日200万ガロンもの水を供給します。住民の出す水をリサイクルするので水源確保にもう悩まなくていい!

「これが素晴らしいのは、100%の時間、水が100%使えることですね」と、同水道区ゼネラルマネジャーのJohn Grantさんは話してますよ。

一帯を含む西テキサスでは例年最低7インチ(178mm)降る夏場、今年は0.1インチ(2.5mm)にも届かない降水量なのだとか...。「トイレから蛇口(Toilet to tap)!おえ~!」とか甘いこと言ってらんない状況なのですね。

それに...下水再利用は何もテキサスが最初ってわけじゃないんです。みんなが知らないだけでカリフォルニアからフロリダまで結構いろんな自治体で既に行われているんですよ。

 

南カリフォルニアでは世界最大の浄水場(水供給量1日7000万ガロン)でも、リサイクルした下水を使っている。オレンジカウンティの「地下水涵養システム(GRS:Groundwater Replenishment System)」(総工費4億8000万ドル)では隣の衛生地区から出る処理済みの排水を厳格な3段階の浄化処理に通し、ボトル入り飲料水となんら変わらぬ味覚を持つ高品質な水に変えている、とオレンジカウンティ水道区のゼネラルマネジャーMichael Markus氏は話している。(ソース:クリスチャン・サイエンス・モニター

LAでも7億ドルを投じ、同様の浄化システム開発を進めています。日本にもありますっけ...? まあ、海だって川だってよくよく考えると、そんな美しいものじゃありませんわね。

[CS Monitor, Discovery] 関連:スラッシュドット・ジャパン

satomi(米版