木星ほどもあるダイヤモンドの星、発見

木星ほどもあるダイヤモンドの星、発見 1

「リッツ・ホテルほどもある超特大のダイヤモンド」って短編書いたフィッツジェラルドは今ごろ草葉の陰で歯軋りかな?

ダイヤモンドがざっくざっく転がってる星で舞い上がってる天文学者・金掘師のみなさま、宇宙は広うございますね...なんと木星ぐらいデカいダイヤモンドの星が見つかってしまいましたよ!

この惑星は超高密度な、炭素でできた星。こんだけ高密度だと重力もかなりのものになるため、炭素も結晶...つまりダイヤモンドなんじゃないかと専門家は見ているのです。

成果は科学誌「Nature」にこのほど発表となりました。主執筆者であるチームのリーダー、豪メルボルンのスィンバーン工科大学のMatthew Bailes天文学教授はこう語っています。

 

「この惑星の進化史と驚異的密度から見て、惑星の構成物資は炭素と判断される。炭素-- つまり、中性子星のまわりを2時間で周回してくる巨大なダイヤモンドだね。周回軌道はかなり小さく、我々の太陽に収まるぐらいの大きさだろう」

上の写真はここで言う中性子星PSR J1719-1438(中央の明るい円)と、その周りを周回する木星並み質量の惑星をあらわしたものです。

TIMEによると、中性子星の方は太陽より質量あるのに直径たったの15マイル(25km)で、1秒に100回以上自転しまくってます。この質量が太陽の3倍以上だと永久に崩壊し続けてブラックホールになるんですが、こやつはちっこいのでクルクル回りながら灯台のように、強磁場から生まれる電波ビームを宇宙に毎分1万回以上チカチカ撒き散らしているんだとか。

ダイヤモンドの方は、昔は巨大な星だったものから外層が剥げ落ちて残ったものなのかもね、と科学者たちは見ています。質量は太陽系最大の木星より「ほんの」ちょっと大きい程度なのだけど、密度は20倍もあるんだそうですよ?

気になる所在ですが、ダイヤモンドざっくざくの星(1200光年ちょい)よりさらに遠い4000光年彼方です!

[Reuters via @LoriBergamotto, TIME]

Image Credit: Swinburne Astronomy Productions

CASEY CHAN(原文/satomi)