エスカレーター式の最新はしご車は誕生するか?

エスカレーター式の最新はしご車は誕生するか? 1

救助スピードが大幅アップ!

バリバリに鍛え上げた肉体で勇猛果敢に火災現場へと飛び込んでいく消防隊員の皆さまの働きには頭が下がりますが、意外と時代が進んでテクノロジーは大きく発達したのにあまり変わっていないデザインの消防車があったりもしますよね。とりわけ、高層ビル火災時に出動する「はしご車」を、もっと進化させられないものだろうかというアイディアに注目が高まってるようですよ。

元はといえば、いまから10年前にニューヨークで発生した911同時多発テロ事件の時に、より最新式の設備を備えて救命速度を上げられないものか...との疑問から設計がスタートしたそうですが、高さ113フィート(約35m)の高層階まで一気にはしごが伸びたかと思うと、実ははしご部分は自動で動くコンベアベルト方式になっていて、これまで重装備で駆け上がっていた消防士の階上への到達速度を大幅に上回るスピードで地上から次々と突入していけるようになっています。いざビル内で逃げ遅れた人たちを見つけ出したら、今度は下り方向にはしごのエスカレーターを動かし、輸送ユニットに乗せて安全に地上まで送り届けられる仕組みなんだとか。

やはり現場の意見としては、従来通りのシンプルな装備で素早く消火救助活動に向かえる設計も重視されており、なかなかエスカレーターはしご車の実用化にまでは至っていないとのことですが、スムーズに展開可能な装備として仕上がれば救助の効率や速度が著しく向上しそうなメリットを高く評価する声も強まってきているみたいです。こんな最新はしご車が大活躍するのを目にする時がやってくるかもしれませんね~

Gregory Mone(米版/湯木進悟)