南極大陸の地中奥深くに横たわる未知の湖から驚きの新発見迫る...

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そこにはまだ人類の知らない世界が...

南極大陸のボストークにあるロシアの観測基地の下には、実は外部の世界から隔絶され、4kmもの厚さの氷に覆われた地下の湖があるってご存知でしたか? 1400万年もの間、他の場所との接触を絶って守られたままの神秘の世界が、この氷河の下の奥深くに広がっているという見方も出ているみたいですね。

そして、この秘密の湖へと達するべく、ロシアの研究チームが数年越しで掘削作業を続けており、早ければ来年にも地下湖の未知の世界に到達すると発表されています。実は1998年からロシアの研究者たちは、このだれも足を踏み入れたことのない湖の存在に気づいており、なんとか探査を行なえないものかと計画を練り続けて、ようやくAntarctic Treaty Secretariat(ATS)の南極条約でも認定された環境を保護する掘削方法での研究プロジェクトがスタートするに至ったとのことですよ。

ちなみに同じような氷河の下に覆われた南極大陸の湖は過去にも多数見つかっているものの、とりわけボストークの地下湖は規模の点でも外界からの隔絶性の点でも非常に特異な存在で、まだ人類が遭遇したことのない不思議な生命体の発見もあり得るとの大きな期待が寄せられています。もうすぐ南極から驚きの新発見が飛び出しちゃうかもしれませんね~

New Scientist

Olivier Dessibourg(米版/湯木進悟)