偽物には真似できないアップルストアのデザインの極意とは?

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ついつい吸い込まれてしまう理由は、店舗デザインにもあったんですね。

アップル流の秀逸なインダストリアル・デザインは、iPhoneやiPadといった製品においてだけ見られるものではありません。アップルストア関連情報サイトのifoAppleStoreによれば、アップルはアップルストアにおいて左右対称のデザインを徹底するためにかなりの労力を費やしているようです。これは、人間の脳が左右対称を好むからだとか。

中国の偽アップルストアもかなり本物に近い(これとかこれとか)ですが、本物ほど注意深く作られてはいないはずです。アップルでは、店舗の外側の歩道までアップルストアの外観に合うよう作り直したりもするんです。たとえばifoAppleStoreが例に挙げているのは、最近新しくできたカリフォルニアの4th Streetの店舗ですが、そのデザインにはこんなポイントがあるそうですよ。

1. 75cm四方の石材のフロアタイルが、他の素材の位置を決めるメインの要素となる。

2. 半分サイズのフロアタイルがフロアの両サイドで使われ、ラインのできる位置が調整される。これによって全体が左右対称になり、諸要素がきれいにそろえられる。

3. 歩道部分のパネルは2サイズあり、ここでも左右対称は守られ、要素がそろえられる。

4. 歩道部分のパネルの継ぎ目はフロアタイルや窓ガラスの継ぎ目と複数の点で一致させられる。

5. 窓ガラスはフロアタイルや歩道のパネルとサイズを合わせて作られる。

店舗内のパーツに関しても、たとえばジョブズが階段のデザインについて特許まで取得していたり、こだわりは尽きません。店舗の見た目や雰囲気をある程度真似ることはできても、デザインに対するここまでの姿勢を真似ることはなかなか難しいんじゃないでしょうか。

[ifoAppleStore]

Sam Biddle(原文/miho)