社長「一緒にビジネスしましょう」。会計ソフトで有名な弥生がアプリコンテストを開催!

2011.09.22 11:00
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岡本社長(左)と関根さん(右)


会計ソフトと言ったら「弥生会計」と言われるくらい有名なのが弥生株式会社。業務ソフトや、申告ソフトではナンバーワンの知名度を誇っていますよね。僕は経理関係には直に触れたことはないんですけど、非常に助かっている人も多いんじゃないでしょうか。

その弥生が、9月から「弥生スマートフォンアプリコンテスト」を実施しています。このコンテストでは、業務効率化を支援するためのスマートフォンアプリを募集し、グランプリには弥生からビジネス支援金として賞金100万円が贈られるというものです。

この弥生スマートフォンアプリコンテストを開催するに当たって、弥生と開発者のラウンドテーブルが開かれたので、ギズモードも話を聞きに行ってきましたよ。
 

 

社長「弥生と一緒にスマートフォンで
ビジネスを発展させましょう」


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コンテストを開催するに当たって、弥生株式会社の岡本浩一郎社長から、現状の説明がありました。

まずその第一声が「弥生とビジネスで儲けていきましょう」です。コンテスト開催の背景として、弥生が選択したのはクローズではなく「オープン」。弥生の殻に閉じ籠もるんじゃなく、開発者の方と力を合わせれば、もっと高い価値を提供できるという考えです。

「みんなのビジネス」として開発を続け、儲けるということ。弥生のビジネスのために、開発者のみなさんを利用するのではなく、お客様に様々な答えを提示し、もっとお客様に満足してもらい、開発者の方にも儲けてもらいたい。いいですよね、こういう考え。

また、弥生は起業家支援も会社のミッションの1つとして挙げており、コンテストという形で広く開発者の参加を募ることで、これからスマートフォンアプリでビジネスをやっていきたいベンチャーや個人の方の支援にもつながれば、とのこと。

「例え成功しても失敗しても、なにかしら得られるものはあるはずです」とは社長の締めくくりの言葉。これらの思想の元、弥生スマートフォンアプリコンテストが開催されたということですね。


弥生スマートフォンアプリコンテストで
どんなアプリを求めるか


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では弥生スマートフォンアプリコンテストでは何を求めるんでしょうか。

マーケティング担当の関根理絵さんからは、コンテストに求めるのは「業務効率化アプリ」であり、弥生製品とスマートフォンアプリとの連携を軸に開発してもらいたい旨も説明されていました。データ入力端末としてスマートフォンアプリを使い、データ活用のためにPCを使うスタイルということです。

弥生シリーズとの連携でスマートフォンを使うメリットとしては、「ニッチタイムの有効活用」と「打ち込みの手間の削減」そして「PCがないところでも使いたい」この3つです。これはスマホの普及とともに言われていることですが、iPhoneやAndroidを使いはじめると、仕事でも活用したいと思わせてくれるし、実際に役立つ場面って多いんですよね。

それと、弥生シリーズとの連携についても説明されていましたが、現在の弥生シリーズにはAPIが一般に提供されていない(弥生開発パートナーのみ、別途SDKが提供されている)こと、弥生シリーズのデータを弥生以外のアプリケーションから見に行くことができないこと。さらにテキスト(txt,csv)のインポート / エクスポートを活用してデータを共有してほしいことが説明されていました。

これらを意識して制作するとグランプリも近いかもしれません。


アンドロイダーのエバンジェリストが語る
スマホアプリの現状


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この弥生スマートフォンアプリコンテストでは、Androidアプリレビューサイトで有名なアンドロイダーのエバンジェリスト佐藤進氏による、スマートフォンアプリの現状についての説明も行われました。

国内のスマートフォンOS別販売台数構成比では、Androidが57.4%、iOSでは37.8%を推移し、Androidがトップであること。近い将来フィーチャーフォンとの出荷台数が逆転されるだろうと予想されていました。実際に会場の参加者のみなさんの多くはiOS端末よりAndroid使用者が多かったです。

それと、Androidマーケットでは無料アプリの数がすでにiPhoneを上回り、このままマーケットが成長すればiPhoneを上回るとの見解も。今ではAndroidマーケットの課金環境も整ってきていて、ゲームや電子書籍のジャンル等が人気になってくるということでした。

そして最後には「ベンダー様の抱える悩み」として4つの指標が示されています。開発・サポート・露出・マネタイズがそれになりますが、必ずぶち当たる壁として露出が挙げられていました。iPhoneアプリでも同じだと思いますけど、特に露出は、ランキングに入らなければアプリがリリースされていないのと一緒だということも強調されてましたね。

もうひとつのマネタイズも難しい問題です。露出がうまくいかなければせっかく作ったアプリは売れないし収益も発生しませんしね。

そこで、弥生スマートフォンアプリコンテストはベンダーの皆様にとってチャンスであることを説明。本コンテストで入賞すると、ビジネス支援金として最大100万円が進呈され、弥生Webサイトでの紹介と、アンドロイダーの広告枠を無償で提供されること。さらに人気アプリレビューサイトAppBankやGiveAppへアプリが推薦されます。これなら「露出」や「マネタイズ」の課題もクリアになりますね。

これは僕が会場にいたからかもしれませんが、弥生スマートフォンアプリコンテスト、相当気合い入って運営されてます。

気になった方は、コンテスト開催概要をよくお読みになり応募してくださいね。


弥生スマートフォンアプリコンテスト|弥生株式会社×アンドロイダー

(大野恭希)
 

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