きれいに写真を撮ってもらうコツ、スーパーモデルに5つ教えてもらいました

きれいに写真を撮ってもらうコツ、スーパーモデルに5つ教えてもらいました 1

写真うつり悪い人います? 

...え、あなたも!? いやいや僕もひどいもんですよ...世の中ほとんどの人は自信ないかもね。調子いい時はジェラルド・バトラーなのに、ちょっと気を緩めると機内失禁男ジェラール・ドパルデューに戻ってしまうのは、何故? ...ぐあああ、どうしたらコンスタントに写真うつり良くなれるんだよお~。

...というみなさま(というか我々)のためにその道のプロ、スーパーモデル兼女優のシャローム・ハーロウ(Shalom Harlow)にキレイに映る秘策をズバリ尋ねてみましたよ!

ひとりでポーズ取る場合も、グループで撮ってもらう場合も、カメラ向けられるとどうしても緊張してしまいますもんね。緊張してなくても写真うつりが思ったのと違ってガックリなことも多いし...。でもきっとこれをなんとかするハックはあるはずなのです。スーパーモデル以外の我々が単に知らないだけで!

シャローム・ハーロウさんは欧米の主なファッション誌の表紙をほぼ全制覇した売れっ子で、ココ・シャネルからラルフ・ローレン、ティファニー、その他諸々の顔でもあります。まさにスーパーモデル中のスーパーモデル。この人に聞かずして誰に訊く! 

そんな彼女が普段から心がけているコツって何? 誰でもすぐ応用できるものを5つ教えていただきました。

 

1. 光の射してくる方角を見極め、光に向き合う

フラッシュ抜きの撮影では光の源が予め分かるので、そっちを向きましょう。光を真っ直ぐ受け止めるように。横から浴びると顔に影が落ちて気難しい顔になっちゃいますよ。フィルム・ノワールとかInstagramの写真だったら陰翳アリでもOKだけど、毎日の写真には不向き...顔のシワ、目の下のたるみも目立つし、老けて、くたびれて、(最悪)酔っ払った顔に映っちゃいますよ! 光の射す方を向きましょう。

2. 自然な一瞬がこないなら、つくっちゃえ

写真はある一瞬を記憶に留めておくもの。「ボケッとカメラ眺めてる一瞬」を捉えても、しょうがない!

思うような一瞬が自然に巡ってこないんであれば、シャッター切られる前に自分でもっと楽しく面白い一瞬を作ってしまうのが、シャロームさん流のやり方です。例えば一緒に映る人たちの背中をつねったり(一緒の人は要注意だね)。ひとりしかいない時は自分でわざとコケたり冗談言ってカメラマンを笑わせるので彼女は有名(これは「シリアス」な写真の時もやる)。

こういう予想外のことが起きると、みんな不意を食らって凝り固まった頭を離れて、もっと自然にのびのび振る舞えます。その方が本物の瞬間を生きてる、本物の人という感じが出るし、どうせならそういう一瞬を捉えてもらいたいですよね。

3. 鏡で練習する

...これはちょっとアレですけど、鏡の前で少し顔をつくってみましょう。いやマジで、やってみて。顔はひとりひとり違うもの。どうするとキレイに見えるかは顔によって違うのです。自分のアングルを見つけてください。真っ直ぐがいい? それとも横に数度ずらした方がいいかな? 全部歯を出して笑う方がいい? それともニヤっと気障に笑う方がいいのかな?  練習して、いつでもササッとその顔が作れるようにしましょう。その顔作るときの感覚を顔で覚えておけば、筋肉に叩き込んだ記憶でまたその顔を再現できますからね! ズーランダーのブルースティール(ひと昔前のキメ顔)の心意気でw

(補)そう言えば最近読んだ記事でこんなのがありました。鏡を見て「横分けにするとカッコいい」と思ってずっと横分けにしていたのに誰にも注目されなかった男が、ある日ふと「鏡はみんな見てる自分と左右反対に映るんだよな~」と気づいて反対から横分けにしてみたらアラ不思議。鏡ではヘンに見えたのだけど、急にみんなにカッコいいって言われるようになったんだって! というわけで、どうせやるなら鏡よりデジカメで確かめながらの方がいいかも。

4. カメラマンの目線をレンズに重ねてみよう!

カメラのレンズ見るのって妙な感覚ですよね。でかくて虚ろな死んだ目...まるでHALの魂の中を覗いてるみたいで。ロボットの魂持ってる人でもない限り、あれと心を通わせようったって土台無理ムリ。心が通わないから、どうしても固くぎこちなくなっちゃうんですよねー。

なのでカメラと心を通わすのは最初から諦めてカメラマンに話しかけてみましょう。なにか撮影に関係ないコト話してみます。しゃべりながらカメラマンの目を見て、その目をカメラのレンズに「持っていく」(=目線をレンズにやる)んです。で、そのままおしゃべりを続けます。目線はたまたまレンズに行ってるけど意識の中ではまだカメラマンを見てしゃべってる、という気持ちで。忘れそうになったらカメラマンの目を見て、またレンズに目を戻します。

こうすると写真を見る人の方角を単に見てるだけじゃなく、写真を見る人の「目」をちゃんと見ている、相手に気持ちが繋がっている、という顔になるんですね。歩くと目線が追ってくる気持ち悪い絵のようではなくて。

5. 楽しい思い出の時間を生きる

根っから写真嫌いな人も、います。撮られること自体が嫌で嫌でしょうがない! 撮影なんて糞食らえ! 機内でロージー・オドネルとチーズの塊に挟まれて座ってる方がまだマシ(?)だ! なーんて思ってると、それが顔に出ちゃいますよ? 

いつもカメラマンが気持ちをほぐしてれるとは限らないし、そういう時は自分で楽しい思い出コレクションの中から何かひとつ引っ張り出してきて、その時の自分になって体をリラックスさせましょう。夕陽に染まるカリブ海で妻(夫)とイルカと一緒に泳いだ時のこととか。本当にその瞬間に還ろうと思うこと。五感で受け止めたひとつひとつのことを思い返して、そこに意識を集中するんです。

どんな音がしたっけ? 水はどんな味だったかな? 空気の匂いは? こうして書くとバカみたいなことだけど、こうして具体的にひとつひとつ思い浮かべることで体は自然に、自分が安全で気持ちの良い場所にいるものだと勘違いして、ほぐれていくんですね。

さ、これでプロの奥義もわかったことだし、あとは外に出て思いっきりきれいな自分を撮ってもらおうね!

Image credit: Inez Van Lamsweerde and Vinoodh Matadin

BRENT ROSE(原文/satomi)