この先、アップルから革新的な新製品が生まれる可能性は...他社より少ない研究開発費の割合が示すのは?

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あくまでも比較でしかありませんが...

iPhone 4Sの発売騒ぎが一段落すれば、さぁ、次にアップルから誕生する魅惑の新製品になるのは「iPad 3」「iPhone 5」かなんて憶測で再び賑わうことになるんでしょうけど、ジョブズなきアップルの未来を占う数字として、やや心配な指摘も出てきているみたいですよ。

このほどアップルが発表した決算のうち、研究開発費に割かれた額は売上高のわずか2.2%にとどまっているんだそうです。実はこの割合は過去10年で低下の一途をたどっておりまして、2001年は売上高の8%が研究開発費に充てられていましたが、2004年には一気に4%台へと落ち込み、昨年、初めて3%を割り込むところまで下がってしまいましたよ。

もちろん、いまや時価総額でも世界トップクラスの企業となったアップルの売上高が急速に伸びまくっているので、そこに占める研究開発費の割合がどうしても下がって見えるのは仕方ないなんて指摘もあれば、いやいや、マイクロソフトは巨額な売上高の13%、グーグルは14%を研究開発費として常に割いてきており、これに比べるとどうしてもアップルが研究開発に割いている努力は見劣りするなんて懸念も出てきているようですね。

グーグルやマイクロソフトの研究開発部門から生まれるアイディアのうち、実際は非常に多くが日の目を見ることなく終わっていることや、そもそもの企業風土の違いなんかもありますから、一概にアップルの現在の研究開発費が不十分とは決して言えませんけど、ジョブズが好きで信頼していたからこそアップルの新製品を皆が買っていたなんてウォズの発言を超えて、これからもアップルが輝き続ける斬新なアイディアでの新製品発表を今後も続々と期待したいところですよね...

ZDNet

Sam Biddle(米版/湯木進悟)