葬り去るには惜しいかも...普通に車庫にしまえて道路も走れる飛行機「BiPod」(動画)

空飛ぶ車と逆のコンセプトがおもしろいかも...

Scaled Compositesにて数々の斬新なデザインで名機を生み出してきたバート・ルータンCTOが、昨春の退任前のラストプロジェクトとして手がけた「BiPod」が、それから半年以上が経過した現在でも実用化のメドが立たないまま開発が滞ってしまってますよ。意外と本気で売り出したらイケるような雰囲気も醸し出してるんですけどねぇ。

BiPodは、主翼と尾翼をセットすると、右側のコックピットより操縦する飛行機になり、先端にプロペラをつけた完成形で、最高時速200マイル(約320km)にて530マイル(約850km)の連続飛行距離を実現しちゃいます。やや速度を抑えた燃料セーブモードで飛行すると、最長で760マイル(約1220km)までフライト距離が延びるみたいですよ。

おまけにBiPodの左側のコックピットは、実は地上走行用の自動車モードの運転席になっていて、簡単に翼を取り外せて、クリーンなハイブリッドカーとして普通に公道を走れる仕様へトランスフォーム可能なユニークな仕組みです。もとが飛行機とは思えないコンパクトな自動車サイズになるので、一般的な車庫にでも入れて置いておけるんだとか。

ただ、なかなか「空飛ぶ自動車」または「一般道も走れる飛行機」というコンセプトの商品化は一筋縄ではいかないようでして、この分野では先を行く「Terrafugia Transition Flying Car」も数々の困難を乗り越えてきていますよ。でも、やっぱり夢は大きく、BiPodのプロジェクトも引き続き進めていってほしいですよね~

Aviation Week

Justin Hyde(米版/湯木進悟)