太陽光発電のエリート! 「Gemasolar Plant」(動画あり)

太陽光発電のエリート! 「Gemasolar Plant」(動画あり) 1

Xファイルに出てきそうな施設ですけど...。

これはスペインにある発電所Gemasolar Plantなんです。太陽光エネルギーといえば、太陽が沈んでしまうと発電の力が弱まってしまうという欠点がありますが、Gemasolar Plantはその弱点を克服したスゴイ太陽光発電所なんです。その秘訣は、一部のエネルギーを融解塩に蓄熱することができるから。

スペインセビリアの郊外に設置されたGemasolar Plantには、2600以上もの反射鏡が同心円状に設置され、溶融硝酸塩タンクに向かって太陽エネルギーを集めているんです。そして、光線が一点に集まることにより、塩が900度以上に熱され、タンクの周りにある水が沸騰して蒸気タービンを動かしてくれます。更に、1日の間に発生するどんな熱も無駄にすることなく、液化している塩の中に格納されるんです。それが曇りの日も夜の間もタービンを動かすための巨大な熱電池になって、最大15時間日光ナシでも稼働することができるそうです。

そんなGemasola Plantの総工費は4億1000万ドル! お値段スゴいですけど、20メガワットを発電する潜在能力を兼ね備えているというんですから、納得のお値段なのかも!? 今のところはまだ20メガワットには達していなけれど、2012年までには70%を実現すると職員たちは日々努力しているそうです。

また、Gemasola Plantはこのタイプの発電所としてはヨーロッパ1大きな太陽熱発電所で、年間110GWhの電気を発電できるそうです。ちなみに、これは25000世帯に十分に電力を供給できる量で、二酸化炭素排出を年間3万トン減少させることができるそうです。

熱エネルギーの貯蔵と日の良く照るお天気の組み合わせは、Gemasolar工場が1年あたり少なくとも6500時間稼働出来ることを保証! これは他の再生可能エネルギーよりも最大3倍長いそうですよ。太陽の恵みと広い土地とお金がないと設置できないけど、クリーンでエコで安心なエネルギー、いいですね! それでは、興味のある方は、ビデオで見学してみてください。

[Euronews via Geekosystem via Geeksailor via The Energy Collective]

-Andrew Tarantola(原文/junjun )