コードネーム好き? 嫌い?

コードネーム好き? 嫌い? 1

コードネームという言葉を初めて聞いたのは「セーラーV」でした。

アイスクリームサンドイッチ、これを聞いて一体何人が携帯電話の話をしていると思うでしょうか? アイスクリームサンドイッチ。OSの名前。Android 4.0のこと。ギズの読者はまぁ、ピンとくる人多いと思いますけれど。

米GizmodoのMat記者がアイスクリームサンドイッチ、ひいてはコードネーム全部に相当イライラきています。悪いって言ってるんじゃないですよ、ただ、こんなもん食ってくれるわ! と。開発中に公共の場で話していてもバレないように使うコードネームならOK、でも商品名にするのは勘弁してほしい。美味しそうなコードネームを使っているのはGoogleだけではありません。Microsoftも携帯電話にMangoって付けてますから。電話を見た時に、マンゴーやらドーナツやらそういうの甘いモノをユーザーに連想させようとしているのでしょうか。なんのために? それとも、キュートな名前を使って親しみやすさをアピールしているのでしょうか。

コードネームがここまで愛用されている原因の1つは、テックブロガーやジャーナリストが多用するからではないかとの意見もあります。もちろん彼らは敬意を持ってコードネームで呼んでいるのです。が、わかり易さで言えばどうでしょう。ガジェット好きならいざ知らず、一般の人にとってのわかりやすさ。Android 4.0Android 2.0どっちが新しいかって言われたら一瞬でわかりますよね。じゃぁ、アイスクリームサンドイッチジンジャーブレッドは?って聞かれたら、何の事? ってそりゃなりますよ。

Android OSのコードネーム甘いモノのアルファベット順になっています。カップケーキ(Cupcake)→ドーナツ(Donut)→エクレア(Eclair)→フローズンヨーグルト(Froyo)→ジンジャーブレッド(Gingerbread)→蜂の巣(Honeycomb)→アイスクリームサンドイッチ(Ice Cream Sandwich) なので、順番になっていると言えばそうですけれど、知らない人もいますよね。そのヒネリは好きですけれど、数字のわかりやすさにはかないません。

もっと言えば、パンサーとジャガーはどっちって言われたらかなり難しいです。

Microsoftはこの点で言えばわかりやすかった。Windows 95、そう1995年に登場しました。Windows 2000、そう2000年登場です。Windows 7とWindows 8、新しいのはどっち? 一発でわかります。なのにここでMangoと来たもんだ。スマートフォン業界の流行なのでしょうかね。

Appleは、元々はコードネームは社内で、外に出すときはヴァージョンナンバーでした。OS X10.0OS X10.1のパッケージには数字が書かれています。が、テック好きは敬意を表してチーターやプーマと呼びました。そして10.2。パッケージデザインに変化はあったもののまだ数字。が、10.3でコードネームがパッケージに書かれ、さらに10.6では数字の方が消えてしまいました。

やはり、テック業界はコードネームが好きなようです。数字のわかり易さよりも、名前にひとひねり加える方が好まれているということでしょう。それが、流行ならばいつかはなくなってしまうのでしょうか。

あなたはコードネーム好きですか?

そうこ(Mat Honan 米版