どんなインフルにも効く万能ワクチン登場!(動画あり)

どんなインフルにも効く万能ワクチン登場!(動画あり) 1

米テキサス大学サウスウェスタン医学センターが1種類だけじゃなく、どんな種類のインフルにも効く新型ワクチンをつくりました! 既存ワクチンと違ってウイルスが突然変異しても人間の体を守ってくれるんだそうです。

今のワクチンは、毎年その年猛威をふるいそうなインフルエンザ株を医療の専門家が予想し、そのウイルスを弱めたバージョンで生成していますよね。注射すると体はその弱体化したウイルスに反応し、それを中和する細胞を作るので、いざ本番のウイルスが来ても大丈夫なのです。

ただし問題はウイルスが突然変異を起こすと、せっかくできた抗体も役に立たないこと。ワクチン接種しても風邪にかかる人がいるのは、このせいです。

そこでBeatrice Fontoura准教授率いるチームでは、これまでと全く違うアプローチを試してみたんです。

 

我々がやっているのは、これまでとは違うことです。我々自身の体に既に備わっている反応を刺激し ―強化し― 風邪と闘うんですね。

Fontoura博士のチームでは、細胞内のREDD-1という蛋白質の含有量が少ないと、細胞がものの数時間でインフルエンザウイルスに感染することを発見しました。そこで細胞を感染から守ってくれるREDD-1を補強し、体に自然に備わっている免疫系を強化するワクチンをつくったんです。これで、ウイルスも浸透できない強い盾をつくる、というわけですね。

チームによるとこの新型ワクチンは、あのA型インフルエンザウイルス(H1N1亜型)のスペイン風邪(1918年に5000万人から1億人が死亡し、そのほとんどが健康な若年成人だった) からも体を守ってくれるんだそうです。H1N1と言えば豚インフルエンザも死者数半端なかったですよね(2009年に世界人口の11%から21%が感染したとも言われている)。

ああいうものから守ってくれるんなら、今すぐにでも欲しい! ...と思っちゃいますけど、米食品医薬品局(FDA)の認可を通さないと市場には出せなくて、この認可に数年かかるので、大量流通はまだ何年も先の話になりそうです。早くくるといいなあ。

[CBS]

Image by Vladimir Koletic/Shutterstock

JESUS DIAZ(原文/satomi)