アゲハチョウが脚で植物を見分けられることが判明

アゲハチョウが脚で植物を見分けられることが判明 1

アゲハチョウって、スゴイんですね! アゲハチョウのメスは幼虫のために食草を選択して産卵しているそうですが、その行動のメカニズムが解明されました。なんと、前脚のふ節にある特殊な毛(感覚毛)を利用して、幼虫のエサになる食草を特定していることが分かったそうです。

今回の研究成果をまとめると、以下の3点になるようです。

・全ゲノムが解読されていない昆虫から、世界で初めて味覚受容体遺伝子を発見したこと

・培養昆虫細胞で発現させることにより、受容体が認識する化合物を特定したこと

・味覚受容体がチョウの産卵行動の誘発に関わっていることを世界で初めて解明したこと

世界で初めての発見や解明が2つもあるだけでもスゴイのかなと思いますが、長年謎とされてきた昆虫の本能のひとつである「食草選別能力」を初めて遺伝子レベルで明らかにできたことにもなるそうです。

今回の成果はアゲハチョウの調査で分かったことですが、モンシロチョウも同様で幼虫の好物であるキャベツを前脚で味見をしてから産卵しているのではないかと言われています。幼虫のエサにならない食草に間違って産卵してしまうと、子孫が残せなくなっちゃう訳ですから...この前脚で味見できる能力が身についたのかも知れません。身近な昆虫の知られざるスゴイ能力、まだまだ新発見があるのかも知れませんね。

アゲハチョウが植物を見分けて産卵する仕組みを解明 [JT生命誌研究館]

(KENTA)