触れるもの全て凍死させる...南極で初めて撮影された自然現象「ブライニクル」(動画)

凍てつく海の中の「Brinicle(ブライニクル)」という自然現象の撮影が、Hugh Miller氏とDoug Anderson氏によって、世界で初めて成功しました。

「ブライニクル」というこの壮大な自然現象は、この動画を見るまで全く馴染みのなかったものかもしれません。

ブライニクルとは、海水の流れが穏やか、外気と海中の温度差が激しいときに起きる

そうで、撮影された時の海中の温度はマイナス1.9度、海面上の温度はマイナス20.0度。

BBCによると、「海水は、氷となるときに塩分が排出されるため周囲の海水の濃度を高まり、凝固点と温度が下がる」のだそうで、この塩水がさや状に凍らせながら海中を沈んでいく現象がブライニクルなのです。

そして氷の柱が海底に到達すると、氷が爆発したかのように拡がり、触れるものを全てを凍らせ殺していく...まさに「氷の死の触手」です。

全体のプロセスは5時間から6時間ほどでしたが、撮影チームによると「驚くほど速かった」そうで、Miller氏は、「どのくらいの時間が経ったか全くわからなかった」と語ります。

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撮影場所は南極のロス島近く、リトル・レーザーバック島です。

[BBC via Necedades]

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