Siriで車のエンジンがかけられます。(動画)

Siriさんがますます多才に...!

先日、iPhone 4Sの音声アシスタントSiriを使ってサーモスタットを操作...という記事がありました。でも温度調節というのは、Siriのワクワク感に比べると若干地味な感じがありました。でも今回、Siriを使って車を動かすハックが登場しました。

とはいえ、「前回のはサーモスタットだったけど、今回のは車!」と単純に比較するのはフェアじゃないかもしれません。というのは、サーモスタットのハックを見せてくれた@plamoniさんが作ったのは、インターネット接続されたデバイスをSiriで動かすためのプラットフォームだったんです。彼がSiriと会話できるプロキシーサーバーを作り、それを使っていろいろなデバイスを動かせる可能性をデモしてくれて、そのやり方も公開してくれたんです。

なので、誰かがサーモスタット以外のデバイスをSiriでコントロールし始めるのは、時間の問題でした。そして今回、最初の良い事例ができたわけです。上の動画のハックを見せてくれたデベロッパーのブランドン・フィケットさんは、@plamoniさんのプラットフォームを使ってこのハックを実現しました。動画の中でSiriはフィケットさんの車と会話し、車の外からエンジンを始動させています。

動画ではフィケットさんがSiriに「車、スタート」と言うと、Siriは「車に接続するまでお待ちください」と答えてくれます。そして数秒後に「Viperとの接続ができました」(注:Viperはフィケットさんの車に搭載されたセキュリティシステムです)「車のイグニッションがトリガーされました」と教えてくれるときには、もうエンジンがかかっています。

この間裏側では、@plamoniさん作のプロキシーサーバー経由でフィケットさんのWebサーバー上のプログラムにメッセージが送られています。そこからフィケットさんの車に搭載されたViperにメッセージが送られ、車のエンジンがかかるという仕組みになっています。

エンジンを始動させるだけじゃなく、トランクを開けたり、ロックをかけたり開けたりもできています。また、エンジンを止めることもできます。

このハックは簡単にできるわけではありませんが、とてつもなく難しいものでもありません。遠隔で車のエンジンをスタートさせる機能自体は、動画にも登場しているViperが持っているからです。でもこのデバイスのボタンを押すより、ボイスコマンドの方が未来感がありますよね。

これから、こうしたハックが続々出てくると思われます。たくさん出れば出るほど、デベロッパーのみなさんもそれぞれ切磋琢磨して、使いやすいものになっていくことでしょう。楽しみですね!

[fiquett.com via The Verge]

Jamie Condliffe(原文/miho)