秒間1兆コマ!光の動きも追えるカメラ@MIT(動画)



これに比べりゃPhantomカメラなんておもちゃ!

どーんと1,000,000,000,000FPS! 光の波をスローモーション映像で撮れてしまう超人的ハイスピードカメラができました。

MITメディアラボCamera Cultureグループと同大化学科バゥエンディ研究室の共同開発。

このカメラではレーザーパルスを使ってます。これが1兆分の1秒持続するフラッシュの役目を果たしているんですね。なのでキヤノンやニコンのデジ一とはちと違う...もっと構造は複雑です。

この新技法(我々は「femto-photography(フェムトフォトグラフィー)」と呼んでいる)は、フェムトセカンド(1000兆分の1秒)のレーザー照射、ピコセカンド(1兆分の1秒)単位の精度の検出器、数学的再構成技法から成る。

光源はチタン・サファイア・レーザーで、ここから~13ナノセカンドの定間隔を置いてパルスを発信。このパルスで撮影シーンを照らし、さらにピコ秒単位の精度を持つストリーク管をトリガーし、撮影シーンから返ってくる光を捉えている。

このストリークカメラは水平方向には適度な視野があるものの、 垂直方向の視野はとても狭い(ざっとスキャンライン1本分)。

ピコ、フェムト、ナノがトコトコ歩いてくるよ〜ひ〜。

 ...あ、失礼しました。...えと、このカメラで捉えることができるのは大体480フレームで、1フレーム当たりの露出時間は実質1.71ピコセカンド(ピコ秒)ぽっきり! なのだけど光は無茶苦茶速く移動するので、それだけあれば光の動きを十分捉えることができる、というわけですね。

光の挙動には依然謎も多いのですが、その解明に役立つ新兵器として注目を浴びています。マイケル・ベイ監督に任せたらなんか面白い映像つくってくれそうな気もしますね。

ちなみにPhantomカメラは最高でも100万FPS。以下の動画は5000FPS〜89000FPSで撮ったものです。

Phantom Cocktails from Ty Migota on Vimeo.

[MIT via Wired]

ANDREW LISZEWSKI(原文/satomi)