NASAの映像に異星人の宇宙船のようなものが映ってる!(動画)

2011.12.08 12:00
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NASAの太陽観測衛星「ステレオ(STEREO)A」のカメラが、宇宙船みたいな未確認飛行物体の映像を捉え、ちょっとした騒ぎになっています!

太陽のコロナ質量放出(CME)が水星に到達するところでチラッと見えるのが、それ。なんですか、これ? 映像をご覧になって、各自ご判断ください。

ステレオAの双子Bが反対アングルから同時撮影した別の映像も末尾に貼っておきます。映像は全画面表示で見てね。


何が起こってるシーン?

映像に映っているのは、コロナ質量放出(CME)が水星に達する瞬間です。コロナ質量放出(CME)とは、太陽風、放射線、磁場が爆発的に放出され、太陽のコロナを超えて宇宙空間まで飛ぶ現象。勢い余って地球までくることもあります

映像では太陽光が水星に伸びていくと、そこに忽然と別の物体が姿を現しているのがわかります。ものすごく角張ってる形で、2個ある物体をひとつに繋ぎ合わせたような...まるでCMEの波に当たって、そこで何らかの反応を起こして姿を露わにしてしまったかのようです。

なんというか、隠蔽装置で姿を暗ましていたクリンゴン・バード・オブ・プレイが、太陽放射をブーッと浴びて一瞬正体を晒してしまったような。そんな想像が膨らみますね。


何で撮ったもの?

上の映像はYouTubeユーザーのsiniXsterさんが米海軍SECCHIのサイトで見つけたもので、撮影に使ったのは「STEREO A(Solar TErrestrial RElations Observatories:太陽観測衛星)」搭載の太陽圏観測カメラ「HI-1A」です。下の映像はSTEREO Bの「HI-1B」。

STEREOはAとBの2機コンビで太陽を観測する双子ちゃん。2006年10月26日に打ち上げられてからは太陽を周回し、太陽表面の様子と活動を観測しています。地球周回衛星に大きな影響を及ぼす巨大CME発生の際には、科学者にいち早く警戒を呼びかける早期警戒システムでもSTEREOは一役買っています。だからSTEREOのミッションには海軍が噛んでいるんですね。

これを含めSECCHI(Sun Earth Connection Coronal and Heliospheric Investigation)ではカメラを計5台――超紫外線で使える天体望遠鏡、白色光コロナグラフ2台、太陽圏観測機2台(HI1、HI2)――使用しています。


撮影日は?

2011年12月1日の24時間の間に捉えたものです。全部で36フレームあります。

物体の様子、CMEに反応する様子がじっくり見れるよう、上の動画では1秒10フレーム、1秒2フレーム...などなど、再生スピードを何段階かに変えてリピートしてみました。


で、あの物体は何なの?

科学者とUFO研究家で見方は割れますよね。

センサーの調子が悪くてこうなったのかもしれないし、水星本体から出たゴーストイメージかもしれません。注意深く見ると、問題の2本線は水星が動いてるのと同じ方向に流れてますもんね。

でも水星の残像なら何故こんな突然消えるんでしょう? 何故こんなに境い目がはっきりしてるわけ? なぜ形が宇宙船なの? モヤモヤします。

111205spaceship_or_what.jpgこのモヤモヤについてワシントンDCの米海軍研究所で地上システムを担当するリードエンジニアのNathan Richさんは、答えは写真の後処理にある、と言っています。

Life's Little MysteriesのNatalie Wolchover記者からの取材に対し、これは「地球が前日にあった場所の痕跡を示す背景のアーチファクト」であって、それが処理後の画像に未処理のピクセルとして現れただけだと説明してるんですね。

この平行線2本から成るピクセルは、惑星の円がこの領域を進むとき、惑星の円とブリーディングピクセル(バッテンのようなもの)が重なる場所ですよ。

...なるほど。惑星1個分ある巨大な異星人の宇宙船が隠れ蓑被って潜んでるって説よりはこちらの方が現実味ありますね...。

わかったよ、スカリー。いいから、もうちょっと浸らせてくれ。



Original source images by SECCHI

JESUS DIAZ(原文/satomi)

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