右脳と左脳の使い方で、もっと幸せになれるのかもしれない(動画)

右脳人間・左脳人間とよく言いますが...。

興味深い動画を見つけました。これは心理学者のイアン・マクギルクリスト氏によるもので、右脳・左脳の議論の多くは間違いだと指摘しています。たとえば、「言語や理性は左脳」「視覚や感情は右脳」といった説はよく聞きますが、実際には言語も理性も視覚も感情も、左右両方の脳で扱っているそうです。

でも脳の機能の左右差は確かにあって、ただその差は広く言われているものとは違っているということなんです。左脳では「既知かつ固定的・静的で、孤立し文脈から切り離され、明示的で普遍的」な物事を扱うのに対し、右脳は「個々の、変化し進化する、相互に関係する、暗示的・潜在的な、生きた存在を、生きた世界の文脈の中で」捉えるのだそうです。

そのうえでマクギルクリスト氏は、西洋文化の歴史から現代にいたるまで、世界は左脳に偏っていて、そのために現代の不幸があるのではないかと懸念を表しています。この動画にはそんな危機感と、より生きやすい社会に向けた思いがこもっています。

「じゃあどうすればいいのか...」とつい考えてしまうのですが、もしかしたらそれこそが左脳っぽい突き詰め思考なのかも、とも思いました...。

ちなみに、動画の中に出てくる固有名詞や用語でわかりにくそうなものについて、以下ご参考にしてください。

ニッコロ・マキャヴェッリ

デジデリウス・エラスムス

アレクシ・ド・トクヴィル

囚人のジレンマ

・(「マシンモデル」に関連して)停止性問題

ゲーデルの不完全性定理

ブレーズ・パスカル

[The Daily What]

Kristen Philipkoski(原文/miho)