科学者「宇宙人じゃなくて、月に宇宙人の痕跡がないか探そう!」

科学者「宇宙人じゃなくて、月に宇宙人の痕跡がないか探そう!」 1

宇宙人はきっといますよね。

この広い宇宙で未だ地球外生命体との明確な接触をしていない我々。こんな広い宇宙で他の生き物の存在が不明確なんて、生命が宿るこの地球はやはり奇跡の星なのですね。が、地球だけが唯一の奇跡だと言うのは、やはり傲慢ですよね。地球に生き物がいるんですから、宇宙のどこかには他にも生き物がいるはず。故に、科学者の先生達が宇宙人探そうぜって言えば、ですよねって感じなのです。

アリゾナ州立大学の教授で物理学者であり、宇宙学者でもあって、現在宇宙生物学を研究しているPaul Davies氏と、研究員のRobert Wagner氏が「月で宇宙人の痕跡を探す」という論文を発表しました。彼らの論点は、地球外生命体を探すのは難しいが、地球外生命体が存在する証拠を探すのは比較的可能なのではないかというもの。地球外生命体からのメッセージを受信する努力をするのではなく、彼らがすでに太陽系に探検にやってきた跡を探す努力したほうがいいんじゃん?というもの。ポイントは以下の4つ。

・文明を持った宇宙人は、我々の銀河にすでに探査装置を送っている可能性がある。

・彼らの太陽系に関する何らかのミッションはすでにはるか昔に遂行されている可能性がある。

LRO(ルナー・リコネサンス・オービター)からの写真のデータベースを使い、彼らの文化遺物を探す事ができる。

・LROのデータベースを研究することは、教育的観点から見ても非常に意義のあることである。

LROからの写真(現在では34万点ほど、将来的には100万点にもなる。)を使い、コンピューターとクラウドソーシングによる分析を行えば、宇宙人による何らかの痕跡(マシンや建物、又はそれらの瓦礫)を見つけられる可能性は高いと言います。さらに探索費用もかなり安いときたら、実際に宇宙人を求めて広い宇宙を旅するよりもずっと、地に足がついたプランです。

Davies教授とWagner研究員曰く、もし何か見つかれば、月に大きな変化が起きていないことから「何か」はほぼ完璧な形で残されている可能性が高いとのこと。もし宇宙人が月に訪れた過去があれば、「ここに来ました!」という証拠のようなものを残しているかもしれません。現に、我々地球人だって跡を残しましたしね。もしかしたら、何千年何万年も前にどこかの宇宙人が月に基地を作っている可能性だってあるわけです。

例えLROからの写真で何も見つからなかったとしても、月に対してさらなる理解が深まるのは間違いなし。まさに損することがない検索プロジェクトですね。会いたいよ、まだ見ぬ君に。

[Acta Astronautica via The Guardian]

そうこ(JESUS DIAZ 米版