世紀の大発見! モナリザと同時期に描かれた弟子のモナリザ見つかる

世紀の大発見! モナリザと同時期に描かれた弟子のモナリザ見つかる 1

一瞬「ダ・ヴィンチのモナリザより前」という話が流れて「エエエエーッ!!!」と眠気が吹っ飛んだんですが、現地の報道ではそこまでの確証はないみたいですね...ダ・ヴィンチのアトリエで弟子が師匠と同時期に描いた「モナ・リザ」が見つかり、芸術史上稀に見る大発見と騒がれています!

この絵は1666年スペイン入りし、アルカサルのコレクションに収蔵されたもの。「モナ・リザ」を模した現存する16~17世紀の作品数十点のうちのひとつとずっと考えられてきました。元々は黒の絵の具で塗り潰されて隠れていた絵のようですね。

16世紀最初の四半世紀の作品ということだけで作者不詳のままだったのですが、スペインの首都マドリードのプラド美術館の保存修復管理者たちが3月に仏ルーブル美術館で開かれる展覧会準備のため数ヶ月前から修復作業を行なってみたら、レオナルドの傍らで働いていた弟子の作品に間違いないことがわかったんでございますよ。

 

さっそくプラド美術館研究員アナ・ゴンザレス・モゾ(Ana González Mozo)さんがこのほどロンドンのナショナル・ギャラリーで専門家を集めて開かれたレオナルド・シンポジウムで報告し、そこからニュースが世界を駆け巡っているんですね。

気になる弟子の正体ですが、専門家の間では「後にダ・ヴィンチの愛人になったアンドレア・サライ(Andrea Salai)か、あるいはフランチェスコ・メルツィ(Francesco Melzi)ではないか」と見られています。

エル・ムンド紙にプラド美術館内部の人が話した情報によると、制作時期はおそらくダ・ヴィンチのモナリザと同時期、とのこと。

映画にもなったルーブル美術館所蔵の名画「モナ・リザ」は16世紀初期に完成した作品です。絵のモデルは裕福なフィレンツェ商人フランチェスコ・デル・ジョコンドの妻リザ・デル・ジョコンド(リザ・ゲラルディーニ)とされ、次男の誕生祝いのため発注されたものと考えられています。

修復された絵には、ルーブルのガラスケースに収まったまま修復がおざなりになってるダ・ヴィンチ版よりずっと生き生きとその姿が描かれています。ダ・ヴィンチ版も描かれた当初はこんな色合いだったんでしょうか

修復作業はまだ途中ですので、こうして一部しかお目にかけられないのですが、3月には修復も終わり、3月29日から6月25日までルーブル美術館にて全面公開の予定。なんとあのダ・ヴィンチ版の隣に並べて展示するみたいですよ! こ~れは見逃せない!

[El País and El Mundo--In Spanish]

JAMIE CONDLIFFE(原文/satomi)