夏の超音速スカイダイブに向けバウムガートナー、22km上空からのフリーフォールに成功!(動画あり)

夏の超音速スカイダイブに向けバウムガートナー、22km上空からのフリーフォールに成功!(動画あり) 1

左は3月15日(米時間)米ニューメキシコ州ロズウェルで敬礼しカプセルに向かうフェリックス・バウムガートナー(Felix Baumgartner)で、右は上空22kmから飛び降りる直前の彼の姿を捉えたもの。ああぁぁ...見るだけで目眩が...。

バウムガートナーは豪州に住む42歳、ベース・ジャンプの第一人者です。世界記録に挑む夏の本番に向け、今回の初テスト飛行ではレッドブル・ストラトス(Red Bull Stratos)特製カプセルに乗って、幅30.5mのヘリウム気球で上空71,581フィート(21.8km)まで上昇し、跳びました。

風船打ち上げは以下の動画の2:15から。

フリーフォールは3分43秒続き、最高時速364.4マイル(586.4km)に到達しました!

上空22kmって言われてもスゴさが分からないと思うんですけど、あのボーイング747の航行コースで普通大体8.6マイル(14km)ですから、なんか旅客機乗ってたら8km上から時速600km近いスピードでヒューッと人が落ちてきて何事かと思いました、みたいな世界...ですね。ひ~。

 いや、これで驚いてちゃいけません。バウムガートナー氏の最終目標は上空23マイル(12万フィート、37km)。23マイルというと成層圏(11-50km)でもだいぶ上の方です。

で、23マイルから飛び降りるとどうなるか? 

滞空時間は5分30秒。途中、音速を超えるのです! 

計画ではマッハ1(時速1110km)でしばらく飛んでから、上空1マイル(1.6km)でパラシュート開いて、万事順調ならその10分後に着地、という段取りになってるんですよ。

本番前にテストジャンプをもう1回行い、今度は上空9万フィート(27.4km)から跳んで肩慣らしします。仮に本番で成功すれば、1960年8月16日に気球エクセルシオール(Excelsior)III号で上空102,800フィート(19.47マイル、31.3km)に上昇してジャンプしたジョー・キッティンガー(Joe Kittinger)元米空軍大佐の世界記録を半世紀ぶりに塗り替える快挙となります。

キッティンガー大佐はバウムガードナー氏が使ってるみたいな高度な機材も使わずに31.3kmなのでもう超人中の超人なわけですが、おふたりとも宇宙初飛行の人類並みの勇者であることには変わりありません。果たして音速を超える初の人間誕生なるか? 成功祈ってます!

[Red Bull Stratos]

フェリックス・バウムガートナーが成層圏から決死のフリーフォールに挑む - Redbull.jpクルマの最高速なんてナマぬるい! 生身で音速を超えるクレイジーな挑戦がコレだ!! | clicccar

 

Jesus Diaz(原文/satomi)