25年間迷子になっていた男性、Google Earthで家を見つける!

それは1987年の事でした。5歳のセルー・ブルアリー(Saroo Brierley)と彼の弟は、路上で物乞いをする長い一日を終えて家に帰ろうと電車に乗っていました。疲れてたからか、退屈だったからか、彼らは電車の中で眠ってしまいました。1時間後、彼らはずっと離れたところに居ました。

セルーと彼の弟が電車から降りた後に起こった事は、あまり幸せな事ではありませんでした。ガンジス川で溺れそうになった、奴隷として売られそうになったりもしました。そんな中、弟は亡くなってしまいました。

その後、オーストラリアの夫婦の養子となりました。セルーは海を超えてオーストラリアに住む事になります。キャンベラ大学で勉強し、今ではタスマニアにお店を持っています。でも彼は家族を探すことを止めませんでした。

彼は10年位前からインターネットを使って故郷を探しつづけていたのです。子供時代の記憶だけを頼りに。最近、彼は捜索にGoogle Earthを使うことにしました。そして先月、とうとう故郷を見つけました。

110320indiafamily2.jpg
彼がGoogle Earthで見つけた故郷はGanesh Talaiという街でした。その後FacebookでGanesh Talaiに住んでいる人を探し、その中の何人かにメールを送りました。そしてそれらの情報をつなぎ合わせてから、飛行機に乗って出向き、文字通り、道を1つずつ探して家族を見つけだしました。

家族との再会は心あたたまるものでしたが、25年という月日は長く、そこには少し言葉文化の壁があったそうです。Indian Expressのインタビューで語った所によると、「ヒンディー語は多少分かるけれど、何を言っているか完璧に理解するには表情やジェスチャーを一生懸命観察しないといけなかった。」

セルーは自分の人生についての映画を作成するそうです。ホントに物語みたいな話ですものね。

[Indian Express, The Mercury via Ycombinator, Google Earth Blog]

KYLE WAGNER(原文/mio)