「3M戦略」って一体なによ? auに聞いたら謎が解けたので図解してみた

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「3M戦略」って一体なによ? auに聞いたら謎が解けたので図解してみた 1

au(KDDI、以下au)が今、力をいれている戦略があると言います。それは...「3M戦略」! がしかし、「3M戦略なんですよー。」と言われても一般ユーザーにはピンとこないですよね。一体何が3で、何がMなのか...。イチauユーザーとしては気になるところ。

そもそも3Mとは、「マルチデバイス(Multi Device)」「マルチネットワーク(Multi Network)」「マルチユース(Multi Use)」の頭文字である3つのMを掲げたもの。つまり、「色々なコンテンツやサービス」を「いつでもどこでも最適なネットワーク」で「複数のデバイスから好きなもので利用」できることを目指す戦略なのです。少し紐解かれてきましたね。しかしもっと身近に理解したい、ということでauに行って直接聞いてきました。

今回お話を伺ったのは、「3M戦略」を語らせたらこれ以上の適任者はいないだろう(編集部独断)、と思われるKDDI株式会社 次世代ビジネス戦略部 3Mビジネス戦略グループリーダーの長谷川渡さん。

「3M戦略」って一体なによ? auに聞いたら謎が解けたので図解してみた 2

「3M戦略」が生まれた根底にあるものとは?

ギズモード(以下ギズ):さっそくですが、そもそも「3M戦略」が生まれたきっかけとは何なのでしょうか?

長谷川さん(以下長谷川):そうですね。スマートフォンだけではなく、例えばタブレット端末やゲーム機等、様々なデバイスがネットワークにつながるという動きが加速する中で、お客様が本当に望まれるサービスとは何なのか、そこを社内で徹底的に議論するところから始まりました。お客様が望む、そしてこれから主流となっていくであろうコンテンツやネットの利用スタイルをおさえないと、選ばれる通信キャリアにはなれません。その危機感を元に、我々の資産である強みを押し出すことにしたんです。

ギズ:強み、と言いますと?

長谷川:強い3Gネットワーク、WiMAX、Wi-Fi SPOT、そして「auひかり」やケーブルテレビなどの固定回線インフラ。つまり、ネットワークの強みです。

ギズ:まさにドンとこい!という状態にあるわけですね。

長谷川:そうですね。例えば、3Gのネットワークだけでは、どんなに強化しても限界があります。お客様のネットワークへのニーズがどんどん高まり、様々なデバイスで様々なコンテンツにアクセスするという状況では、いつかニーズに対応できなくなってしまうでしょう。これからのネットワーク全体の利用スタイルをイメージして、我々の持つネットワーク全てを基盤にしたマルチネットワークを活かすことによってこそ、お客様がどんなデバイスを使いたいとおっしゃっても対応できる環境を作り上げていくことが可能なわけです。

ギズ:今すぐというよりも、現状の流れを汲んだ、先を見据えた戦略ということですね。現在その歩みは何合目あたりなんでしょうか?

長谷川:もちろん現状では、スマートフォン・タブレット端末・ゲーム機と、複数デバイスを使うことが当たり前というお客様はまだ大多数ではありません。しかし、市場がそういった流れになると見据えて、今から多くのお客様が必要とした時にはすぐに「さぁ、どうぞ」と言える環境にしておく必要があるわけです。「3M戦略」の第1弾である「auスマートバリュー(スマートフォンと固定通信サービスのセット割引)」や「auスマートパス(月額390円でアプリ取り放題)」といった新サービスも始まったばかりですので、お客様から見ると、まだまだ我々の「3M戦略」は登り始めたばかり、というところでしょうか。

ギズ:ほほぅ。では、これからもっと「3M戦略」の世界を体感できるサービスが登場してくるわけですね!

【インフォグラフィックで読み解く「3M戦略」 その1】

複数端末(マルチデバイス)で複数ネットワーク(マルチネットワーク)につなぎ、様々な楽しみ方(マルチユース)を掲げる「3M戦略」。ある生活とない生活では、その流れのスムーズさがこんなに違う!

「3M戦略」って一体なによ? auに聞いたら謎が解けたので図解してみた 3
(ギズモード作成)

自分の生活で考えてみると...。例えば、外でスマートフォンを使う時は3Gを、家に帰ってくれば自宅の固定回線でWi-Fiを。デスクトップやテレビは常に家の固定回線につながっていて、ノートPCを外で使う時は、これまた別の通信手段。あぁ、そう言えばタブレット端末もあったっけ...、メールなんかは3Gでも良いけど、動画を見る時はWi-Fiが良いなぁ...。

使う場所や使うデバイス、そして使うサービスによってベストマッチなネットワークは変わってきます。使う人によっても変わるでしょう。それを個人やデバイス、ネットワークの縛りを超えて、よりシームレスで快適なライフスタイルを提案するのが「3M戦略」。「お客様の利用スタイルをイメージする」ことによって生まれた「3M戦略」は、後述の「複数デバイス/ネットワークを使う時のストレスや違和感を減らす」というまさに「3Mのある生活の実現」なのです。

ユーザーが「このデバイスだからあのネットワークを使おう」「このデバイスとあのデバイスをリンクさせよう」と意識しないでも当たり前に使えるスタイルが、auの真に目指すところなのです。


個人ではなく世帯へアプローチする3M

ギズ:今回発表された、「auスマートバリュー」「auスマートパス」、そして「ともコミ学割」は話題になりましたよね。この新サービスに乗り出した判断基準って何なんでしょうか?

長谷川:まず言えることは、「料金競争がメインではない」ということです。料金だけで競争しても業界内で追いつけ追い越せの状態が続くだけです。今回の料金設定の根底にあるのは、個人ではなく「世帯にアプローチ」するということです。

ギズ:世帯。つまり複数人が複数デバイスで複数ネットワークを使うという「3M戦略」ならではの新サービスということですね。

長谷川:「3M戦略」の中では、3Gのネットワークだけではなく固定回線のインフラも使用していくというのが大元にあります。携帯電話では個人にしかアプローチできなかったものが、「3M戦略」で世帯のお客様が割引やサービスを享受できるようになるわけです。そこで、1人ではなく世帯で見た時に、「この料金なら使ってみよう」と思って頂けるのではないかという新サービスが、今回発表したものになります。特に固定回線は導入に多少時間がかかります。そのハードルに負けない経済的メリットは必要だと考えました。

また、その経済的メリットを享受できる「世帯数の多さ」もKDDIならではの強みだと思っています。当社の「auひかり」だけでなく、「auひかりちゅら」「コミュファ光」「eo光」、そしてケーブルテレビなどの各提携事業者が提供する固定通信サービスをご利用のお客様も割引の対象となりますので、日本全国より多くの方に喜んでいただけるサービスになったのでは、と思っています。

ギズ:スマートフォンも固定回線もまとめてau(提携固定通信サービス含む)にするとおトク、というところから「3M戦略」の世界を体験してもらうと。

長谷川:そうですね。そしてただおトクだというわけでなく、「これからのネットワークスタイルを享受するためにはauにしておけば安心だろう」、今はそう思っていただける環境を作る過程にあります。お客様に複数ネットワークや複数デバイスを使うことによるストレスや違和感を持って欲しくない。auだとまとめて快適だ、そう思っていただくことがゴールです。

ギズ:「あ、これが『3M』か、気づかず当たり前に使ってたわー」、なんて世界なわけですね。まとめてauにする、というのは世帯ネットワークそして世帯全員の両方を指しているのですね。

長谷川:そうです。世帯へのアプローチである以上、どんな世帯の一員にも対応できるプランが必要になります。「学生なら他社の方が安いから子供だけ他社で」では、まとめて提供とは言えません。そこで「ともコミ学割」もやはり重要になってくるわけです。もちろん、世帯での使い方も変わってくると思いますので、料金プランや「auスマートパス」の様なサービスも今後状況に応じて変化していくことになるでしょう。

ギズ:なるほどー。実になるほどです。

「つながる3M」とは?

【インフォグラフィックで読み解く「3M戦略」 その2】

ここで「3M戦略」のコアにあるものを少し解説します。鍵となるのはスマートフォン利用者の急激な増加!

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(ギズモード作成[出典:KDDI Corporation 2012年3月第3四半期決算])

グングン伸びております。2012年度の第3四半期の間だけでも13%の伸び。スマートフォンユーザーと従来型の携帯電話ユーザーが半々、しかしこの急激な伸びだとスマートフォンユーザーの比率はあっと言う間にもっと増えそうですね。

スマートフォンを持つことで、ユーザーは今まで以上に様々な使い方をしていきます。「3M戦略」では、スマートフォンをそのつながりの中心として考えているので、スマートフォンが使いやすく、便利になる「auスマートバリュー」や「auスマートパス」のような新サービスの登場も納得。


ギズ:「3M戦略」ではつながるというのがキーワードとしてありますが、このつながるというのはもちろんネットワークへ、というだけじゃありませんよね?

長谷川:もちろんです。スマートフォンを軸として様々なデバイスへつないでいく、それによってライフスタイルもいろいろな場面でつながっていくことになると思います。今年中には、「なるほど、こういうつながり方か」と生活の中で体感していただけるような商品を出していくつもりです。また、料金のつながりもあります。「auスマートバリュー」は、世帯の回線と個人のスマートフォンがセットなので、ここで世帯のネットワークと世帯の一員である個人をつなぐおトクが生まれます。

ギズ:そう考えると、「auスマートパス」によって広がるつながりもありそうです。

長谷川:まさにそうです。スマートフォンの初心者にアプリの使い方を聞かれたら、スマートフォンの使い方に慣れている人なら自分が使ったことがないアプリでも、少し触ってみれば使い方を教えられると思います。でも、有料アプリをわざわざ買うのはハードルが高い。そんな時「auスマートパス」なら月額390円でアプリ取り放題ですので、気軽に新しいアプリを試して、使い方を教えることができるわけです。すると、アプリを通した横のつながりも生まれてきますよね。「auスマートパス」によるコミュニティができるのではないかと考えています。

ギズ:「auスマートパス」のアプリ数はこれから増えていくのですよね?

長谷川:もちろんです。この点でもつながるがキーワードになっています。当社の取り組みによってさらに多くのアプリがダウンロードされるような環境を構築できたら良いと考えています。当社には、「KDDI ∞ Labo[ムゲンラボ]」というインターネットサービスを作り出すための起業家やエンジニアの方をサポートする取り組みもありますので、アプリ開発者様とのつながり、つまりビジネスとしてのつながりも深めていきたいですね。

ところで、並ぶのは当然なくらい

iPhoneが好きなギズモードとしては...

ギズ:やはりギズとしては、マルチデバイスの中でのiPhoneの位置づけが気になるわけですが...。

長谷川:そうですよね。我々の最も大きな強みの1つとして、「3つのスマートフォンOSからユーザーが好きなものを選べる」というのがあります。Android™・iOS・Windows® Phone、どのOSでも選べる状況がauにはあります。現在、「auスマートパス」はAndroid™のみですが、今後それぞれのOSへの対応を検討していきたいと考えています。

ギズ:うぅむ、なるほど。「3M戦略」への理解がぐっと深まりました。

ちなみにiPhone 4Sの「Eメールリアルタイム受信」機能やその他機能のアップデートも着々と対応中。他社との機能差もこれで解消されることになるわけで、こういう着実な進歩からも、「お客様に満足してもらえるサービスをご提供していきたい」というauの強い姿勢がうかがえますよね。

ところで、この担当者の長谷川さん、説明が非常にわかりやすく丁寧で、思わず途中で「リーダー!」と呼びかけたくなりましたが、取材中は一生懸命話を聞いていたのでそんなタイミングはありませんでした。なので、今呼びかけます。

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長谷川さん、どうもありがとうございました!

あたらしい自由。[au]

※「スマートバリュー®」はイーエムシー株式会社の登録商標です。

※「Android™」はGoogle Inc.の商標または登録商標です。

※「iPhone」はApple Inc.の登録商標または商標です。

 iPhone商標は、アイホン株式会社のライセンスに基づき使用されています。

※「Windows® Phone」は米国Microsoft Corporationの米国およびその他の国における登録商標または商標です。

※「WiMAX」はWiMAXフォーラムの商標または登録商標です。

※「Wi-Fi」はWi-Fi Allianceの登録商標です。

(そうこ)