ハゲに終止符! 原因のタンパク質特定で特効薬に光明(動画)

ハゲに終止符! 原因のタンパク質特定で特効薬に光明(動画) 1

ハゲでお悩みのみなさま、ついにハゲる原因がわかりました! 特効薬まであと1歩でっせ!

 

米ペンシルバニア大研究班が脱毛症の男性17人の頭皮の毛根を調べてみたところ、なんとハゲてるところはフサフサ部より「プロスタグランジンD2(Prostaglandin D2、PGD2)」と呼ばれるタンパク質が3倍集中していることがわかったのです。

以下動画の8秒目に出てくるのが、それ。

これが溜まると毛が縮んで皮膚から出れないぐらい短くなって、「しまいには顕微鏡で見ないとわからなくなるんですよ」と、調査したジョージ・コサレリ(George Cotsarelis)教授は話しています。

  

つまりこのアルジャジーラのツルツルの記者さんが力説しているように、ハゲと言っても毛が完全に消えたわけではなく、実はあるんですね、見えないだけで。従来の研究でも毛を育てる幹細胞は無傷で残ってることがわかっています、毛包も。だったらこの毛を縮ませる憎たらしいタンパク質を除けば毛が元に戻るんじゃ...というわけでございますよ。

「次なるステップは、この受容体を抑制する化合物を探し、(PGD2の)受容をリバースする*ことですね。それで禿げたところに毛が戻るのか、それ以上禿げるのを食い止めるだけなのか調べなければなりません」(同教授)

そのまた次は女性でしょうかねー。因みにアメリカ人がハゲ対策にかけるお金は年間50億ドル(4118億円)。ハゲ予防はビッグビジネスです。幸い製薬会社では既にPGD2の受容体をブロックできる薬を10種開発中とのことなので、うまくいけばハゲ止め軟膏やクリームが市販化される日も近いかも...

*PDG2→GPR44と働いている経路を止める。つまり細胞膜に刺さっていてPDG2を外から引き込む受容体GPR44を、PDG2と誤って認識される化合物を薬として与えて塞いでしまえば、もうPDG2が働けなくなるので、そういう化合物を探索している、という意味です(thnks, 園部さん)

[Science Transnational Medicine, Bloomberg, BBC]

Image by Maxim Kalmykov/Shutterstock

satomi(JAMIE CONDLIFFE/米版