未知との遭遇!? 分子の中で動く原子はこんな形だった!

未知との遭遇!? 分子の中で動く原子はこんな形だった! 1

新手のビデオドラッグか、はたまた地球外生命か?

いいえ、違います。このサイケ画像の正体は分子の中で動きまわる原子の姿。オハイオ州立大学の研究チームは、分子に含まれる電子をフラッシュバルブのように発光させることで、世界で初めてその画像化に成功しました。

この画像は50フェムト秒(1フェムト秒は1000兆分の1秒)の超高速レーザーを分子の外殻電子に当てて撮影されたもの。レーザーが当たると電子はいったん軌道をはずれ、ふたたび戻ってくるときに発光するのだそう。この反応によって画像化できるというわけですね。

今回の実験では分子構造のわかりやすい酸素と窒素が使われていますが、将来的にはもっと複雑な分子に適用させ、最終的には化学反応を原子レベルで精密にコントロールしていく可能性を模索するそうです。

それにしてもすごい画像ですね...。複雑な分子で撮影したらどんな景色が見れるのでしょうか? まだまだ未知の世界がいっぱいありますね。

CLAY DILLOW(POPSCI・米版/Rumi)

画像:Cosmin Blaga, Ohio State University