スゴいものだよな...あのスマホやタブレットの「Tegra 3」プロセッサーで世界最速スパコンを開発!

スゴいものだよな...あのスマホやタブレットの「Tegra 3」プロセッサーで世界最速スパコンを開発! 1

そんな凄まじいCPUが手のひらに乗っかってるとは...

世界最速のスパコンといいますと、昨年は久々に日本発の「京」スーパーコンピュータが、LINPACKのベンチマーク「TOP500」で首位に躍り出ましたよね。目まぐるしく入れ替わるランキングは、各国の最強マシンが凌ぎを削り、ほとんどのシステムでRISCやインテルのx86系のプロセッサーを用いてパワフルなタスクをこなすという構図が定番となっているはずですが、なんと究極の異端児ともいうべきARM系のプロセッサーを採用してランキングトップを目指すスーパーコンピュータが誕生しますよ!

スペインはバルセロナのスーパーコンピュータセンターにて開発が進む「モンブラン」は、普通にスマートフォンやタブレットでも採用されている、NVIDIAの「Tegra 3」プロセッサーがベースとなっており、まずは抜群の省エネ性能を誇るスーパーコンピュータとしてデビューを飾る予定です。電力当たりの性能で争われるスパコン世界ランキング「Green500」の現在トップは、IBMの「Blue Gene」のプロトタイプで、1ワットあたり2ギガフロップスの性能を記録していますけど、新開発のモンブランでは、1ワットあたり7ギガフロップスに迫る高性能を達成できるとアピールされていますね。

Tegra 3ならびに「GeForce 520MX」レベルのGPUをベースにしても十分にパワーを引き出せるように、専用のソフトウェアプログラムが開発されることで、モンブランのスーパーコンピュータ化が実現すると明らかにされていますが、驚くべきは今後の計画でして、Tegra 3に続く次世代プロセッサーを使えるようになれば、単に省エネ性能で勝負するのみならず、2017年までにはTOP500でも正真正銘の世界最速スーパーコンピュータの座を奪える見通しなんだとか。

そう考えると、スパコン並みのプロセッサーを積んでるスマホやタブレットを身近に使える時代になっただなんて、本当に素晴らしい技術進化ですよね~

Robert McMillan(米版/湯木進悟)