夢と消えたマイクロソフトCourierの残党が造った「Paper for iPad」ハンズオン(動画)

「アイディアは、砂に棒で描くところから始まる」-FiftyThree CEOジョージ・ペチュニック(Georg Petschnigg)The Vergeより

あの幻に終わったCourierプロジェクトの残党5名がNYでFiftyThreeという会社を旗揚げして開発したiPadアプリ「Paper」が話題ですね。

先日iPadデビューした「Tapose」(Win部門との社内闘争に負けマイクロソフトを辞めたCourier元大将J.アラードが推す新プロジェクト)と似てるけど、「Paper」はスクラップブックというより、アイディアをさらさら~っと描いて貯めていけるスケッチブックみたいなもの。

「アプリはこんな風に使わなくちゃね」

「へーiPadってこんな風にインタラクトできるのか!」

というアイディアがいっぱい詰まってて、その意味では従来のTo-Doアプリの概念をきれいさっぱり払拭するアプリと言えます。

 

 

起動するとモレスキン風の手帳が並んでて、好きなデザインを選ぶと、中に各々異なるスケッチやメモ帳やアイディアが一式揃ってます。

が、リアル世界の再現はそこまで。手帳をポンと開くと真っ白なスレートが出てきて、そこに好きなもの描き終わったらピンチアウトするだけで終了できるんですよ、なんて手軽! ツール取り出したい時は下から上にスワイプアップ。5通りの筆記用具と、消しゴム、カラーは9色揃ってます。ただし万年筆と消しゴム以外は各2ドル(170円)の実費購入ですよ、これも新しいですね~はい~。

万年筆は速く動かすほど線が太くなります。かき損じたら、2本指で反時計回りに円を描くだけで1個ずつ元に戻ります。

今は絵心ある人やメモ魔向け限定って感じですけど、FiftyThree, Inc.ではもっと機能を追加し、他の用途にも対応していくってThe Vergeに抱負を語ってます(絵を隠したり? リンク保存とか?)。

Sketchbook Pro」ほど高度じゃないかもですけど、そこはポイントじゃなくって、本当に誰でも手にとってすぐ使えるよう、よく考えてデザインされたアプリでありながら、クリエイターの求めるユーリティティーも備えている、見事なアプリではないでしょうか。夢の続きがありますように。ダウンロードは無料

FiftyThree[iTunes via The Verge]

Video:Paper by FiftyThree from FiftyThree

ADRIAN COVERT(原文/satomi)