長寿キター! バッキーボールで寿命倍増~パリ南大

長寿キター! バッキーボールで寿命倍増~パリ南大 1

これが人間で実証されたら『成長の限界』の「人口」とかグイ~ンと曲がっちゃいますね。

炭素原子60個から成る球状分子バックミンスターフラーレン(Buckminsterfullerene、C60)をラットに経口投与して薬害反応が出るかどうか調べる実験を行なってみたところ、な~んとラットの寿命が倍近く伸び、思わぬ結果に研究者がびっくり仰天してます!

バッキーボール(バックミンスターフラーレンの愛称)には前々から体に効くメリットがあるかもしれないって言われてたんんですが、まさかこんな超長寿の効用があったとは...!

実験を行ったのはフランスのパリ南大学(Université Paris Sud)で、実験ではラットを3つのグループにわけ、第1班には通常の食餌(対照群)、第2班にはオリーブオイル、第3班にはバックミンスターフラーレン濃度0.8 mg/mlのオリーブオイルを与えました。

で、平均寿命を調べてみたら、対照群は22ヶ月、オリーブオイル班は26ヶ月だったのに対し、 バッキーボール班は...42ヶ月! 対照群のほぼ倍だったんです、ひえ~。この驚くべき結果は「Biomaterials」に掲載中です。

 

どうして寿命が伸びたのか? ですが、これについて研究者たちは酸化的ストレス(生きてる細胞に起こるインバランス。老化を促す)の減少が中立ちとなって起こる効用ではないかと話しています。

今回の結果は「重要」なんて言葉じゃとても形容し切れないぐらい影響は大きそうです。何世紀にも渡って科学者が追い求めてきた人類宿願の長寿が、もしかして叶うんですから。

もちろんまだ実験1個の話なので、科学界が完全に納得して人間投与にGO出すまでには膨大な作業が残ってます。今すぐサラダにバッキーボール濃縮オリーブオイルドレッシングをジャバジャバ振りかけて「200歳まで長生きしようぜー」「180歳まで社長」...ということにはなりませんけどね。

[Biomaterials via Extreme Longevity]

Image by Leonid Andronov/Shutterstock

JAMIE CONDLIFFE(原文/satomi)