明暗をわけたフェイスブック取引初日のNASDAQシステム障害...FINRAが調査へ

明暗をわけたフェイスブック取引初日のNASDAQシステム障害...FINRAが調査へ 1

フェイスブック初日の取引きでシステムがダウンした件でナスダックのグライフェルドCEOは平謝りしてますけど、週明けの2日目にFB株が急落したのを見て「あ~システム障害で初日の注文が通らなくて命拾いした!」と胸を撫で下ろしている人もいるようです。

金曜は朝から取引開始が30分遅れ、異様なムードでした。開始すると、それゆけー! と世界中から1秒約270万株、30秒で8200万株、5分で1億株という史上最速級の売買注文が殺到

リハでは問題なかったシステムも、執行orキャンセルのコンファメーションを返すのに2時間もかかったり挙動不審に...。「いくらで何株買ったか確認もできないようなもの怖くて買えない」と注文を見合わせる顧客も現れ、トレーダーの間に不安が広がりました。

  

CNBCが投資家・情報筋に聞いた話では日曜午後、月曜午前になってからコンファ届いた人もいるんだそうな...団地の屋上の水みたいですね...(一応ナスダックは「金曜のコンファメーションは1:50pmまでに100%終わってる」と話しているが)。その間にザッカーバーグは世界29番目のビリオネアになって結婚してウハウハ...あ、いえいえ、ザックに罪はないんだった...おのれ、へっぽこシステムめ!

まさかナスダック、わざと止めたんじゃないよね? という辺りのこともキッチリ調べないといけないので、月曜には米証券業界の自主規制機関FINRA(金融取引業規制機構)がSEC(証券取引委員会)の協力も得ながら調査に乗り出す意向を明らかにしましたよ。トレーダーに回ったアラートによると金曜11:11am~11:30amの間のコンファメーションが届かなかったぶんの取引きのことを重点的に調べるそうです。

一方この空白の時間にブラックホールと知らずに買い注文を出した人たちは寧ろラッキーというノリ。WSJが紹介してる米国のトレーダーのジャレッド・ホワイト(Jared White)さん(11amの取引開始時刻きっかりに3万株の売り注文を予約していたのだけど開始が遅れてモタモタする間にうっかりキャンセルボタンを押し、11:13にハッと気づいて再注文したもののタッチの差で通らなかった)なんかは「落雷事故から生還した気分だ」と今の心境を語ってます。

キャンセルが通らなかった人には気の毒だけど...わかりませんよ、アマゾンだってIPO後しばらくは低空飛行だったのだから。

[CNBC, WSJ, WSJ日本版]

satomi(米版/JAMIE CONDLIFFE)