今日から始めよう。頭が良くなる9つの生活術

今日から始めよう。頭が良くなる9つの生活術 1



毎日のほんのちょっとの心がけで頭が良くなる! ライバルに差がつく!―そんな生活ハックは数あれど、効果ほとんどなかったり逆効果なものもありますよね。そこでギズでは、あなたの頭脳パワーを最大限に高める最も効率の良い方法を9つ集めてみました!



ワークアウトを変える



1. 運動


健全な魂は健全な体に宿る。運動は精神を研ぎ澄ますだけでなく、知能増進にも効果抜群なことが最近の研究でわかってきました。


例えばサウスカロライナ大学が行った調査では、運動すると体にエネルギーを供給する細胞内のミトコンドリアが筋肉のみならず脳にも生成されることが判明しています。それだから運動の後は脳の回転が速くなり効率も良くなるんだね!


「そんなの気のせいでしょ」と疑うなかれ。運動と頭脳の間には生物学的因果関係があることも実証されてるんですよ(認知テストで調べたら運動するネズミは運動しないネズミ、知育玩具で遊んでばっかりで運動不足のネズミより成績が上だった)。


2.食事

運動のレベルアップをお考えの人は、体の燃料補給...食事にも気をつけましょうね。いくらジャンクフードでお腹を満たしても集中力は上がりませんよ!

いちご類、抗酸化物質には認知力低下を遅らせる効果があるし、オメガ-3系脂肪酸は脳細胞の再生を助けます。(ナッツ類をおやつに食べたりして)血中グルコース濃度を1日中一定に保つだけでも脳のパフォーマンスは上がります。「脳のためなら手段も厭わない!」という人は土中のバクテリア摂取でも海馬のスピードアップは可能みたいですよ?



ライフスタイルを変える



3. 服装

脳改善には体調管理だけじゃなく、ライフスタイルの選択も大きな影響を与えます。「えーまさか...」って思われるかもしれませんけど、人は何を着るかによっても脳の集中度・処理精度に違いが出るんですよ!


例えば最近行われた研究では、被験者に白衣と普段着で知力を測る心理テスト「ストループテスト(Stroop tests)」を実施。するとなんとなんと白衣着てる時はテストの成績も倍だったんです! しかも...ココが面白いところなのだけど、「それ、アーティストの白衣ですよ」と言うと白衣の威力は続かなかったのね。つまり本人が「これは頭のいい勝ち組が着る服だよな」と思ってる服を着ると人の認知パワーは上がる、ということ。いや~明日からテストの勝負服は白衣でいきたいと思います!


4. 眠る

脳のパワーをあげるためには眠りも欠かせません。眠りのサイクルを自分で管理できてない人は、ちょっとずつ段階を踏んで直しましょうね。

まず短期でできることから。お酒を控えて、夜はカフェインも避け、寝室の家具も安眠を考えて整え直します。その上で、睡眠不足、毎日のルーティーンに拘って眠りを削ってるなら、その部分の改善を徐々に図ってゆきます。


5. 好きな音楽を聴く

音楽も脳にいいです。クラシックを聴くと脳のパワーが上がる、いわゆる「モーツアルト効果(Mozart effect)」については研究も沢山行われており結論もマチマチですけど、好きな音楽聴く時は脳内ドーパミンが上がるので、それで認知力が改善する、という部分に関しては概ね一致してるようです。


  

頭の良い人の振る舞いを真似る



頭のいい人は、ちょっと変な人多いですよね。それもそのはず。天才と奇行は切っても切り離せないものなのです。幸い凡人の我々でも頭の良い人にありがちな奇行を見習うだけで、ちょびーっと頭が良くなったりするんですよ、はい。


まず...

6. ブツブツひとり言を言う

こないだギズでも紹介しましたけど、ある最新の調査では物事をブツブツ繰り返し唱えると、その物事に対する集中力が高まり、探しものも早くなることが分かっています。被験者に写真を見せてスーパーの棚から探してもらったら、缶、缶、缶と口に出して探した方がムッツリ黙って探すよりずっと早く見つけられたんですね。


7. ボケッと他のことを考える

まるで子どものお遊びみたいな話ですけど、子どもと言えば日中ボーッと空想に耽る白昼夢、あれも頭にはいいみたいですよ? これは独マックスプランク認知神経科学研究所(Max Planck Institute for Human Cognitive and Brain Science)の調査で確認されたことなのですが、単純作業しながら全然別のことに頭がいっちゃう人の方が「作業記憶容量(working memory capacity)」(長期作業中に情報を一時保存するところ)がずっと大きかったんです! で、ココが肝心なところなんだけど、作業記憶は直接IQと相関性があるので、白昼夢型の人は頭もいいんです! 

まあ、それって記憶容量が有り余ってるから他のことに頭が飛ぶんであって意識的に他のことに頭を飛ばしても記憶容量は増えないんじゃないの...という気がしないでもないですが、面白いですね。




最後の手段



どれもこれも効かない!という人が走るラディカルな手段も少々ご紹介しておきましょう。

8. 経頭蓋直流刺激(Transcranial Direct-current Stimulation:TDCS)のDIY

米国防省DARPAが行った米軍テストではTDCSを脳に与えてやるとコンピュータゲームが上手くなることが分かってます。米空軍もパイロット訓練期間が半分で済むとわかって大喜びしてるみたいですね。理論上は自宅にいながらにして9V電池で類似の効果を上げることは可能です。が、実践ははっきり言って無謀...アメリカではDIYキットが99ドルで予約受付中ですが、くれぐれも自己責任でお願いしますよ! 編集部は一切責任負いませんからね!


9. Nバック脳トレ

こうやって見てくると、脳強化に最短コースなし。結局まじめにコツコツがんばるしかない...ということになっちゃいますかね。

老いるにつれ、ひーふーガタがくるのは「流動性知能(fluid intelligence)」と呼ばれるパートです。ここは抽象的に物事を考え、理由付けし、問題解決する、とっても重要なところなのですが、日々のテストで結構鍛えることができるんですよ?

ミシガン大心理学者らの調べで効果テキメンとわかったのは、Nバック(N-back)という脳トレです。これはシンボル(字や絵)と音を様々に組み合わせたものを次々出してゆき、N回前のシンボルと同じかどうか、音と同じかどうか、思い出す演習で、当然のことながらNが多いほど難しくなります。これを1日20分20日間続けるだけで流動性知性が上がり、その効果が3ヶ月続いたそうなんです!




上の動画で教授は「僕は5回。ラボには9~11回バックできる学生もいるし(1:49に10回の人)、子どもでも9回いったりする。鍛えれば伸びるよ」と話してますよ。


Nバック脳トレはサイトフリーソフトで無料でできます(日本のおすすめ知ってたら教えてくださいね!)。これで人生絶頂期の自己ベストより頭が良くなるかどうかについてはまだ議論がわかれるところですが、やって損はなし。今日から始めてみます?



JAMIE CONDLIFFE(原文/satomi)