ピースでシャッター、指でテレビを操作。オムロンのハンドジェスチャー認識技術をさわってきた。

ピースでシャッター、指でテレビを操作。オムロンのハンドジェスチャー認識技術をさわってきた。 1

オムロンのプレス発表会にいってきました。

テーマは「機器の簡単な操作を可能にする新しい認識技術」。って、なんだかすごそうなのですが、ちょっとなんのことなのかよくわからない... ということで発表会に行ってみたらカメラでハンドジェスチャー(手や指の位置、形状、動き)を認識して機器を操作できる技術のようです。まだ、技術段階で製品に組み込まれるのは来年以降になりそう、とのことだったのですがデモ機があったので触らせてもらいましたよ。その様子は後半の動画でどうぞ。

 

 

ピースでシャッター、指でテレビを操作。オムロンのハンドジェスチャー認識技術をさわってきた。 2

オムロンは、顔画像センシング技術 OKAO Visionという技術を1995年に開発。これは携帯電話やデジカメなどにも採用されているので、みなさんも使ったことがあるかもしれません。今回のハンドジェスチャー認識はこのOKAO Visionをより発展・拡充するためのもの、という位置づけのようです。

■仕様・性能

認識サイズ:手の大きさ 40ピクセル以上

認識動作:上下左右

認識形状:ピースサインなど

初期動作:手振り、または顔と手との組み合わせによる自動認識

認識速度:30フレーム/秒 動作クロックSnapdragon 1.0GHz

対応OS:Windows XP/7、Android OS、iOSなど

特筆すべきところは、認識を開始するのにボタンを押したりするといった初期動作が不要な点。さらに、PCだけでなくタブレットやスマホの端末でも利用できるといったところでしょうか。

イメージセンサーは30万画素もあれば大丈夫とのことだったので、一昔前の携帯電話やWEBカメラなどでも十分に活用可能です。

実際にPCのデモ機を触ってみるとこんな感じ。デモ機では、画像・音楽・動画の再生、電子書籍の閲覧が可能でした。指の形状を認識できるので、細かい操作も可能ですね。ただ、反応がクイック(AKIRAでいうところのピーキー)なので、思ったとおりの操作をするのは結構慣れが必要そうです。

さらにこちらは、PCとタブレットでピースサインでカメラのシャッターを押している様子です。現在はグー・チョキ・パーを認識するくらいとのことでしたが、技術的にはもっといろいろな動きを認識させることが可能だそうなので、「いろいろなアイディアをもったパートナー企業や開発者が出てくればいいですね」と担当の方が言ってました。

今年中に製品開発を終えて、来年以降に実際にこの技術が搭載された製品が市販される可能性もあるとか。どんな製品がうまれるか、ちょっと楽しみです。

顔画像センシング技術 OKAO Vision(オムロン電子部品情報サイト)

(松葉信彦)