Twitterのトレンドワードにも入ってる、話題のコンプガチャって何? (追記あり)

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昨日今日ですごく聞くようになった「コンプガチャ」。

この単語、Twitterのトレンドワードにも入っているんですが、何があったかと言いますと、どうやらグリーDeNA(モバゲー)のそれぞれが運営するソーシャルゲーム内で行っているアイテムの獲得方法が、景品表示法に触れているかもしれないそうなんです。このニュースにより、グリーとDeNA(モバゲー)の株価が下落し、ストップ安になっていますよ。

ではそもそも「コンプガチャ」って何なんでしょう?

 

 

コンプガチャって?

この「コンプガチャ」、「コンプリートガチャ」の略なんですが、アイテムをゲーム内課金で入手し、特定のアイテムの組み合わせが揃うと、さらにレアなアイテムが入手できる、という手法を言います。1回数百円からアイテムが購入可能という手軽さが、子供の頃よくやったガチャガチャに例えられたんでしょうね。

そのコンプガチャの何が悪いの?

消費者庁により所管されている法律で景品表示法(不当景品類及び不当表示防止法。通称:景表法)というものがあるのですが、その景表法により禁止されている項目の1つに懸賞方法の「カード合わせ」があります。この項目には、

2以上の種類の文字、絵、符号等を表示した符票のうち、異なる種類の符票の特定の組合せを提示させる方法を用いた懸賞による景品類の提供

と書かれており、今回のグリーとDeNA(モバゲー)はこれに該当している、と消費者庁により判断されたようです。

ガチャガチャってお金を入れて回してカプセルを開けるまで、何をゲットしたかって分かりませんよね。それと同じで、ソーシャルゲーム内でアイテムを購入する際も、どんなものが当たるかわからず、レアアイテムをゲットするのに必要なアイテムのために、何度も購入し、請求額が高額になったケースも少なくないそうです。

これからどうなる?

読売新聞によると、

コンプガチャは違法懸賞、消費者庁が中止要請へ

としていますが、今のところ中止を要請することも、どういった措置が与えられるかなども検討段階なようで、近日中に見解を公表するそうです。グリーとDeNA両社に、違法にあたる手法をゲームから取り除くことを要請し、それに応じない場合、表景法の措置命令を出す、なんてこともあり得るかもしれませんね。

※ 追記

グリーの田中社長が8日に行われた決算説明会で、今回のコンプガチャ問題について次のように述べていますよ。

当社と業界各社による6社連絡協議会において、指摘や意見があった場合は耳を傾けて利用環境向上に適切に反映させていきたい。

また、状況確認中なので、それ以上のコメントは残さなかったようです。

※ 追記2

日本経済新聞によると、グリーとDeNA両社はコンプガチャに関連する手法を廃止する方針を固めたそうですよ。

※ 追記3

グリー・DeNAに続き、mixi、NHN Japan、サイバーエージェント、ドワンゴの4社もコンプガチャ廃止の方針を表明したようです。月内に廃止する方向で、また業界のガイドラインを共同で作成するとも発表されましたよ。

(5月10日 14:30)

image by Thinkstock

[ 読売新聞 ]

[ CNET ]

[ ITmedia ]

(河原田長臣)