[ #WWDC2012 ] WWDCで涙目の人々大集合

[ #WWDC2012 ] WWDCで涙目の人々大集合 1

新製品・新機能をどっちゃり発表意気揚々と引き上げたティム・クック―しかしその影で泣いてる人もいるのです。影響モロ被りな人・サービスを5つ集めてみましょう。

 

Google Maps

 

Siri子にAndroidのコードネーム連発させるだけじゃ気が収まらなかった...ついに恐れていた独自MAPが発表に! ローカル検索(地元のお店を検索してYelpの評価なんかが参照できる)、3Dシティービュー(これはFlyoverという名前)などGoogle Mapsに前からある機能はほぼ網羅してます。先週、直前の緊急記者会見を開いて人間マウントカメラ、3D事業、オフライン化など披露したグーグルですが...これからどうなるんでしょうね。

ストリートビュー対抗機能の話は出なかったので、グーグルが車、自転車、スキー、リヤカー、バックパックに巨額のお金を投じてきたストビューは今後もしばらくキラーとなりそうですけど、今度のアップルMAPはターン・バイ・ターンでSiriが道順教えてくれるし...痛いぞ!

 

ナビアプリ

 

道順と言えば、アップルMAPにもついに音声ナビ登場です。ルートから逸れたり、 もっと良い迂回路があればライブで教えてくれて、予想到着時刻、交通状況がわかるほか、次のターンやコース変更が目で見て確かめられるよう、カメラのアングルも自動で切り換えてくれます。案内はSiri子の声で全部読み上げ、提携先の自動車メーカーは新車のダッシュボードにSiri専用ボタンまでつくるのだとか!

ユーザーは狂喜乱舞だけど、Motion X GPS Drive、Garminとかのナビアプリ業界は今ごろ...。中でも歯ぎしりがひときわ大きそうなのはWazeですよ。Wazeはクラウドソースでみんなから集めた工事・事故などの交通情報を基にA地点からZ地点に最速でナビする人気モバイルアプリなのですが、アップルもそれソックリのクラウドソースの交通情報主導型アプリを始めるので、これにて終了? こういう状態を英語で「Sherlocked(※)」って言うんですってよ。

※Sherlocked(シャーロックされる):開発・出荷した途端アップルがシステムアップデートで全く同じ機能を出してくる状態を指す隠語。カレリアのWatsonをアップルがSherlockでパクったことに由来

  

あとで読むアプリ

 

くるぞ、くるぞという予感はあったけど...来たか...。

あとで読むアプリのInstapaper、Pocket、Readabilityは、ある場所(例:職場のブラウザ)でブクマクしとけば後で別の場所(例:ベッドのiPad)で読めて、しかも余計なビジュアルは一切ない状態で読めるので記事に集中できると大好評なのですが...

それもこれも全部Safariでできるようになっちゃいました...ゴ~ン。

「Reading List」という新機能を使えば、気になるページは全部保存しといて、全端末にシンクできちゃうんです。読む時にはSafariの「Reader」機能で余計なエレメントも全部取っ払えるんでございますよお。

まあでも、InstapaperとPocketは最近ますます発見機能に力を入れてて、自分好みの新しい読み物が探せるようになってます。あれは今にして思えば賢い動きでしたね。だって「あとで読む」「もっと美しい状態で読む」部分でアップルと正面から争ってもしょうがないですから...。

 

ウルトラブック

 

ウルトラブックもMacBookにやっと近づいてきたね、と言ってた矢先の新MacBook ProはRetinaディスプレイ搭載...こりゃよっぽどの問題(触ったら性器感電するとか)が出てこない限り史上最強のポータブルマシンということになっちゃいますね。普通のウルトラブックよりかなりお高いけど、そのぶん馬力もありますから。あ、あともっと安いのが良ければ軽量薄型でベストのMacBook Air(1000ドル~)も出たんだった...。

 

古いMagSafe電源アダプタケーブルを死ぬほど持ってる人

 

止めがコレ、 MagSafe2チャージャー! よりスリムになるのはいいんだけど、これまでせっせと貯めてきたMagSafeはどうすりゃいいの!? 過去6年、記者会見という会見で記者仲間からくすねてきたケーブルの山は一体どうすれば! まあ、10ドルのちっこいアダプタ買えば従来のケーブルも新型MBAやMBPで使えるみたいですけど、死ぬほど買わされるんだろうなあ...よく失くすから。...あ、でもこれであと5年は新しいの出ませんよね...ね?

 

MAT HONAN(原文/satomi)