ナショナル ジオグラフィックの厳選写真がアプリになった。撮影に使われたガジェットにズームイン!

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ナショジオはiPadアプリになっても面白い!

120年以上の歴史を持ち、世界で最も良く知られている雑誌のひとつである「ナショナル ジオグラフィック」。ナショナル ジオグラフィック誌と言えば、掲載されている写真がどれも息を飲むような美しさで有名です。僕も、ナショナル ジオグラフィック以外では見れないダイナミックな視点から撮影された写真の大ファンです。特に野生動物写真とか宇宙写真とかを見る度に「地球すげーー!」って感動します。

さて今回は、そんなナショナル ジオグラフィックの美麗写真を楽しめるiPadアプリ「50グレイテスト フォトグラフ」が発売されているのでご紹介いたしましょう。

このアプリにはナショナル ジオグラフィックの誌面を飾った写真から、ナショナル ジオグラフィックの写真家として活躍し、現在英語版編集長を務めるクリス・ジョンズが厳選した50作品が収録されています。そして写真だけでなく、撮影時のエピソードや解説も合わせて読んだり動画で観たりすることができるんですが...これが凄く面白い。

ナショナル ジオグラフィックの写真には、「こんな凄い写真どうやって撮ってんだ?」的な作品が多くありますよね。例えば竜巻の目とか。実はこの写真を撮るためには様々な最新ガジェットが駆使されているんです。このアプリでは、そういったエクストリームな写真を撮影するために使用されたガジェットもたくさん取り上げられています。このアプリをギズモードらしく紹介するために、撮影に使われたガジェット達をいくつか見ていきましょう。

タイタニック号の撮影に使われた新型照明HMI

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あのタイタニック号を発見したのもナショジオだったのをご存知でしょうか。

「不沈船」と謳われたタイタニック号は、氷山に激突し1912年4月15日に沈没。この事故でおよそ1500人の乗客、乗員が命を落としました。タイタニック号の沈んだ場所は長い間不明だったのですが、沈没から70年以上もの後の1985年9月1日に、ナショナル ジオグラフィック協会付き探検家ロバート・バラード博士らのチームがニューファンドランド島沖の水深4000メートルの海底で船体を発見。しかし、この時の技術では鮮明なタイタニック号の写真撮影は不可能でした。より高性能な照明設備が必要だったんです。

この探検調査に参加していた写真家のエモリー・クリストフさんは「もっと良いタイタニック号の写真を撮りたい」と試行錯誤をつづけ、1991年、ついに上記の鮮明なタイタニック号の写真撮影に成功しました。

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新型照明「HMI(メタルハライド)ランプ」を使用できたことが撮影を成功に導きました。「HMI」は非常に非常に強力なライトで、太陽光にも負けない強力な照度を誇ります。従来のタングステンランプに比べると水中でも2倍の距離まで光が届くため、沈没したタイタニック号を鮮明に照らしだすことができたんです。

ジェット機の尾翼から撮影した長時間露光

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お気に入りの一枚です。カッコいい!

この写真は大型ジェット旅客機「ロッキード・トライスター」の尾翼に搭載されたカメラが滑走路の照明と遠くの街の灯りをとらえた、23秒間の長時間露光写真。

2台のフィルムカメラを垂直尾翼に設置。どちらのカメラにも視野180度の魚眼レンズが取り付けられています。また、カメラの保護にはナショナル ジオグラフィック協会のオーダーメイドショップ(そんなのあるんだ!)が作った専用のハウジング(カメラケース)が利用されました。

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ジェット機尾翼にカメラを取り付けている時の様子。

カメラの角度が超重要! 一台はジェット機と平行に取り付け、もう一台は飛行中に機体が傾いている時に地平線と水平になるよう30度の角度に取り付けられています。

この尾翼カメラはトラブルが相次ぎ、撮影がとても大変だったとのこと。iPadアプリ「50グレイテスト フォトグラフ」ではそこら辺のエピソードも写真家本人の言葉で紹介されているので興味があれば読んでみてください。面白かったです。

尾翼カメラで撮影された写真は1枚だけではありません。離着陸時、飛行中の様子もとらえられており、アプリには写真ギャラリーとして収録されています。

(ところでこのアプリ、写真ギャラリーを指でなぞると連続写真として見ることができるギミックがついてて、これオモロイっす)

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竜巻の目を撮るためのUFO型ハウジング

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このアプリではナント、この竜巻の中心「目」の部分を写真と動画で見ることができます。

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竜巻を撮影するには、竜巻の進路を予測して的確な位置にカメラを配置しなければなりません。そして、台風の圧倒的な雨風にも耐えるだけの強度をもった撮影機材が必要です。

ここで登場するのは台風の雨風からカメラを守るハウジング。まるでUFOのような形状ですね。

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野生動物の体に貼りつけたカメラ

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クリッターカムという、傷つけずに動物の体へ装着できるカメラです。

クリッターカムは1986年にナショナル ジオグラフィックの映像監督兼発明家のグレッグマーシャルが考案し1991年に実用化したもの。動物の目の前の風景や音声、そして環境情報までを記録します。

至極の50枚を観られる展覧会も開催

普段何気なく見ているナショナル ジオグラフィックの素晴らしい写真は、写真家のアイデアと、それを実現するためのハイテクな機材も多く使われているんですね。

iPadアプリ「50グレイテスト フォトグラフ」では、ナショナル ジオグラフィックの美しい写真と共に、撮影背景の解説やエピソードが読めるのでとても勉強になりました。値段は350円ですが、その価値は十二分にありましたね。

さてさて、話はちょっとだけ変わりますが、現在、品川のキヤノン オープンギャラリーで、アプリに収録されている写真が50枚全てパネルになって展示されています。

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詳細は次の通りです。

日時 2012年6月19日(火)~7月19日(木) 10:00〜17:30 日・祝休館

会場 オープンギャラリー(品川)

主催 日経ナショナル ジオグラフィック社

協力 キヤノンマーケティングジャパン株式会社


[展示構成]

ナショナル ジオグラフィックの誌面を飾った傑作写真50枚をパネル展示

iPadアプリ「50グレイテスト フォトグラフ」体験コーナー

「ナショナル ジオグラフィック日本版」バックナンバー、写真集の閲覧コーナー

こちらの展示も要チェックです!

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しかも来場された方は会場に設置されているチケットを使用してプレゼントに応募可能!

・「新しいiPad」Wi-Fiモデル 64GB  ×2名

・ナショナル ジオグラフィック ロゴ入りオリジナルエコバッグ ×100名

が当たるそうですよ。

この応募券付きチケットは、6月19日(火)と7月3日(火)に品川駅港南口前でも配布されるとのこと(両日とも8:00〜10:30。雨天の場合は変更の予定する場合あり)。近くにお住まい、もしくはお勤めの方はゲットするチャンスです。配布時間に行けないという人も、前述のとおり会場にも応募券付きチケットがあるので、ぜひ会場に足を運びましょう。

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今回のアプリレビューですっかりナショジオの魅力を再確認。ナショジオ日本版は年間購読もできるらしいから僕はもう購読しちゃおうかしら...。

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App Storeからのダウンロードはこちら

50 グレイテスト フォトグラフ/ナショナル ジオグラフィック(NATIONAL GEOGRAPHIC)日本版公式サイト , (ナショナル ジオグラフィック写真展:「50グレイテスト フォトグラフ」~傑作写真に秘められた物語~)]

(西條鉄太郎)