米空軍で極秘に開発が進む無人ミニスペースシャトル、宇宙滞在記録更新後に帰還して新ステージへ(動画)

    スペースシャトル引退の真相のカギを握る?

    惜しまれつつ最後の宇宙飛行ミッションを終えて現役を退いたNASAのスペースシャトルですが、実は機体デザインは似ているものの、そのミニスケールで米空軍がテストを続ける完全自動操縦方式の「X-37B」が、着々と完成に近づいていることをご存知でしたか?

    そもそもまだそのプロジェクトの全容は秘密のベールに覆われたままなんですけど、2010年4月から12月にかけて極秘の長期宇宙飛行を成功させた1号機の「OTV-1」に続き、なんと2号機の「OTV-2」は、2011年3月に宇宙空間へと打ち上げられた後、地球の周回軌道を7000回以上も回って、1年3か月を超える記録的な飛行時間を達成し、今月半ばに米国カリフォルニア州のバンデンバーグ空軍基地の滑走路へと帰還してきましたよ!

    なぜNASAではなくて米軍が開発を進めているのか? もしやその最終目的は平和利用ではなくて宇宙戦争での活躍? いまはロボットシャトルとして無人で飛ばしてるけど、そのうち人間の宇宙飛行士だって送り込むつもり? などなどすべてが謎のままなのですが、開発を請け負うボーイングは、早くも再び今秋にもOTV-1を宇宙へ飛ばして、さらなる驚異的な燃費向上性能のテストなどを進める様子ですよ。このところ宇宙開発では中国の大躍進が目立ちますけど、まだまだ米国の技術的な優位性は揺るがないのかもしれませんよね~

    Danger Room

    Sam Biddle(米版/湯木進悟)