ヒントは蛾の目。タッチスクリーンの反射に永別できるソニーの画期的フィルム

ヒントは蛾の目。タッチスクリーンの反射に永別できるソニーの画期的フィルム 1

光が煌々と灯ってる部屋でタッチスクリーンは目が辛いけど、このソニー新開発の導電膜を施せばホレこのように...光が反射しません! 頭の真上にライトがある場所でも、燦々と太陽が降り注ぐ野外でも、シーンを選ばず楽に使いこなせそうですね。

これまでタッチスクリーン製造メーカーさんたちは、屈折率の異なる様々な素材のレイヤーを重ねることで画面の反射を抑えてきました。確かにこれで外部光源が目に飛び込む反射は最小にできます。

が、ソニーがSID 2012に出展した新アプローチでは、蛾の目にヒントを得て開発した特殊フィルムを採用してるんですね(三菱レイヨンが2008年に発表したモスアイ型無反射フィルムに近いものでしょうか?)

ディスプレイの表面には顕微鏡で覗かないと見えないぐらい微小な凹凸が一定パターンでびっしり並んでおり、ここに光の反射が均等に吸収されるのでユーザーの目に飛び込んでこない、反射が減る、というわけ。現在一般に使われている反射防止コーティングより幅広い波長に応用が効くようです。

ユーザーも今ほどには目を細めたり、日の光が反射しないように端末を変な角度で持ち直したりしなくて済むってことですね。

 

今の端末ではディスプレイの明るさを上げて反射に対抗してる人もいますけど、そこまで明るくしなくても見えるのでバッテリーも長もち。業界展示会の技術デモの次は実用化...早く端末に欲しいですねー。

ヒントは蛾の目。タッチスクリーンの反射に永別できるソニーの画期的フィルム 2

[Tech-On! via Geek.com]

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ANDREW LISZEWSKI(原文/satomi)